会社の社内報への執筆依頼

この投稿の際に寄稿した社内報向けの映画レビュー記事の転載の許可がもらえましたのでこのマガジンで公開します。


もともとライター業務を始めたきっかけは、本業の会社の方で、様々な業務に起こるケーススタディとして、これはパワハラになるかならないかということをストーリー形式で書くということが持ち回りで行ったことだった。
その時の内容が、自分でも思いもよらずに好評だったため、「じゃあ、外部でも腕試しをしてみるか」という気持ちになったことだった。
その後は、自分でも思いの他ライター業務の売り上げが伸びたのだった。

当然のことながら、ライター副業を行いながら、日々の業務を行っているということは会社の人は知らない。しかし、その当時のことを覚えている担当の人から、社内報への寄稿のお誘いを受けたのだった。

よく、会社のいろんな人から
「●●さんって、趣味って何なんですか?」
と聞かれて困ることがある。
何とかお茶を濁そうと
「え、(汗)。あぁ、読書とか、映画鑑賞かな」
「そうなんですか! じゃあ、●●(最新映画)は見ているんですか」
「……。(やばい、見ていないぞ。●●は旧作だし。趣味っていう割にあまり見ていないぞ)あ、あぁ、それね。評判は知っているけどまだ見ていないんだ」
なんてやりとりが疲れることがある。

本当は、
「趣味は執筆業務で、今月の売り上げが先月を超えるよう頑張っています。給料から小遣いをもらわない期間を継続させるのが自分の生きがいです!!」
なんて、本音をぶちまけたい気持ちでいるが、やはり多くのサラリーマンが副業を考えた際にぶち当たる副業禁止の壁に同じようにブロックされるのではというのが怖くて、周囲には言い出せずにいる。

社内報の依頼というのも、担当の方がその当時の文章力を見て依頼してくれたとのことだったので、うれしい限りではあるのだが、こうした事実が露呈するリスクが高まるのではと不安でならない。

ばれたらばれた時で、就業規則の二重就業の禁止を盾に、「これは個人事業主として活動しており、他社に雇用されて報酬を得たわけではありません。税務申告もきちんとしており、なんら後ろめたいことはありません。それとも、、憲法で規定されている経済活動の自由を阻害するのですか?」
などと言おうかとも考えている。

まあ、ばれたときのことを考えても仕方がないしばれないかもしれない。最も社内報についても、これとは別のペンネームを使おうかとも考えている。
ばれないかもしれない。

そんなばれた時のことを考えるより、趣味は何かと聞かれた時のうまい切り返し方を考えたほうがばれないのかもしれない。

隠し事をするのも大変だなぁ。

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