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他人の成長に焦る人へ

イラスト初心者が急成長してる姿を見て、すごく焦ることがあります。自分はたくさん講座も見てたくさん描いてるのに、なぜ彼らのようなスピード感を持って成長できないんだろう…って。

でも、だからってそこで諦めてしまうと、後の大成長を逃すことになるんです…!

初心者の自慢ツイートに焦る

twitterで「#上達してると思ったらRT」というようなハッシュタグと共に、イラスト初心者が始めた頃のイラストと、数ヶ月後のイラストでめっちゃ上手くなってる様子を自慢するツイートをよく見かけます。

私はそんなツイートを見るたび、その成長速度にグサッと来て、自分の今と一年前のイラストを見比べて「あまり成長してないな」と凹むのです。

そしてそのツイートを見るまでは意気揚々と描こうとしていたのに、自信喪失ですっかりやる気がなくなって布団に入りふて寝するのです。

私は誰と比べることなく、描きたい衝動に任せて夢中になりたい。そして自分の成長を信じたい。

そんな時、「学習曲線」を利用すれば自分を信じられるようになるんじゃないかと気づきました。

時間と技術は比例しない

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上の図は学習の進み方を示す学習曲線と呼ばれるものの1つです。

運動技能の典型的な学習曲線で、最初はある程度簡単に技術力が上がりますが、途中でその上昇が停滞します。それでも頑張って学習を続けると再び技術が上がります。

そういえば、過去の経験を振り返ってみても、二重跳びがずっと飛べなかった小学生時代、小6になって急に飛べるようになったことがありました。逆でいえば、ダイエット中は体重が変わらない時期があって、そこで挫折した経験もあります。

私はイラストは運動神経を使って描くものでもあると思っています。(だって手の運動神経を使うから)だからこの曲線はとても当てはまると思うんですね。ということは、初心者の成長スピードが早いのは当たり前ってことになりませんか?

そして私は初心者ではないし、今成長が止まって見えるのは停滞期だからかもしれません。このまま続けてればギュンっと技術が上がる瞬間が必ず来るってことです…!

この学習曲線を知って、また自分を信じて進んでみようかな、って気持ちになることができました。

でもやっぱり辛い…

そうは言っても停滞期が続く中で自信を持ち続けるって難しいですよね〜…楽しむ方法があればより最高です。

実はこの学習曲線あと2種類ありまして、そのうちの一つはあまり時間をかけなくても技術力が上がることを示す曲線なんです。その曲線を見た時、今までの経験則や方法論を駆使すれば停滞期も楽しめるやり方を考えつきました。

知りたいですか?


・・・それはまた次回!
最後まで読んでくださりありがとうございました^^

参考文献:水野りか『心理学を学ぼう[第2版]』ナカニシヤ出版、2010年

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