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深夜に行くコンビニは眠れない私の味方だ 今日は眠れそうにないから、甘いスイーツと甘いコーヒーを。 まだ1時、夜は長い。 静かな夜に、月と私だけが存在しているように見えたから 私は月に話しかける。 「ねぇお月さま、私はどうすればいいんだろう」 今日あったこと、明日も同じように続いていくのかな どれほど聞いても、月はただそこに居るだけで 私の欲しい答えなど持ち合わせるわけもなく。 でもそれでいいの、月が綺麗だから。 綺麗な月がそこにあるから、 私は空を見上げて歩けるんだから
ここはどこだろう? 夏空はオレンジと紫に染まり、 まるで魔法の世界の入り口のよう 空へと続く道には、古い門。 その門には、錆びた鍵がかかっている。 夏空の夕焼けは幻想的な世界へと僕を導き、 鍵が一瞬輝いて見えた。 門の向こうには何があるの? 誰も知らない、それは知ってはいけない。 そんな気もするんだけど。 風がそっと吹き、海の香りが漂うと、 妖精たちのささやきが聞こえてくる。 そうなれば、僕の小鳥が鍵を運んでくれる。 鍵を回せば、僕の知らない世界が広がっているんだ
久々のデートはいちご狩りだった。 黒いTシャツで気合十分の彼女は、食べきれないほどの苺を一粒一粒おいしそうに食べる。まるで食べるのがもったいないように一粒にひとつの幸せをのせて。 いちご狩りからの帰りは近くの海辺に立ち寄った。 春先のあたたかな空気が潮風とともに波の音を静かに包み込む中、彼女はいちごを取り出した。 俺は不思議そうに彼女を見つめ 「海でいちごを食べるの?」 すると彼女は微笑んで「いちごの赤色と青い海って美しくない?広大な世界で食べると、その美味しさがより一層引
星明かりが舞う夜の森 キャンドルの灯りが揺らめく 魔法の中に埋もれた ハリネズミの棲家 そこには夢の世界が広がり、 不思議な生き物がたくさん踊りだす しゃべるキノコや青い目のうさぎ、 巨大なありんこに足の短い鹿 時が止まったような静寂の中、 秘密の歌が響き渡る 光と影が織りなす魔法のように キャンドルの灯りが彩る森 夜の奥深くで、 大人びたハリネズミが歌う さぁ、新しい冒険の物語へ 〇と△シリーズ 好きな言葉をお題として組み合わせ詩を作る 今日は ハリネズミ ×
「大地ってさ、将来とか志望校とかどうすんの?」 夜桜の下、中学2年生になったばかりの大地と悠斗。 桜の花は散り始め、緑とピンクの華やかな色合いが、 青々しい葉っぱの香りと共に二人を包む。 大地は考え込むようにしてから、静かに口を開いた。 「俺さ、工業高校に行きたいんだ。ロボットを学びたいんだよね。」 悠斗は驚いた。いつもは騒がしい大地が、 こんなにも真剣に未来を語るなんて。 「え、マジか?家から遠いじゃん」と悠斗。 でも、大地の目は夢に満ちていた。 悠斗は自分の中で考え
グラフの線は、時間を越えて伸び 風船は、夢を乗せて空に昇る。 数値の森を抜け、風船の海を渡り 二つの世界が一つになる瞬間。 軸に沿って描かれる未来の予測 風船の色彩が紡ぐ無限の可能性。 数字の厳密さと、言葉の柔軟さが 新しい理解への架け橋となる。 グラフの角度は思考を鋭くし 風船の軌跡は感性を豊かにする。 異なる素材が織りなすハーモニー それは、知と感の交響曲。 一つは明確な輪郭を描き、もう一つは自在に形を変え 異なる世界が出会い、新たな創造を生む。 旅人たちはそれぞ