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ベトナムのカケラたち 2023年9月

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ベトナムのニュースや日常の出来事、様々なカケラからこの国を俯瞰し且つ細部にもフォーカスしながら立体的にべトナムの今を全体像を掴められるよう努めた。「百間は一見にしかず」ではあるが…
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#日本

日本を誇る瞬間。

■最近のベトナムNEWS(2023年9月28日付)、「ユニクロベトナム社は『ユニクロ・ホアンキエム(売場面積2,000平米)』を23年度中に開店予定」。 ・店舗は首都ハノイの目抜き通りに位置し日本でいえば銀座の一等地に出店するようなもので今から開店が待ち遠しい。 ・19年12月ベトナム1号店をホーチミンにオープンしてから約四年経ち、現在全国20店舗を展開。 ■日本のユニクロよりベトナム値段は割高ではあるものの、現地では日々多くのベトナム人が買物を楽しんでいる。 ・まだユニク

今宵わたしはベトナム産。

■最近のベトナムNEWS(2023年9月27日付)、「ベトナムの日本向け珈琲・1~8月期の輸出量は前年同期比+1.1%増7万8,730トン、輸出額は324億円(前年同期比+11.6%増)となる」。 ・地球の北回帰線と南回帰線の間を珈琲ベルトと呼び、珈琲はこのベルト地帯・世界約70ヵ国で生産、消費、そして全世界へ輸出されていく。 ■日本の地理的環境で珈琲の栽培は難しい。 ・しかし19年データで珈琲ベルト付近の那覇、宮古島、小笠原諸島等では年間数百キログラムだが生産されている。

毎年日程が変わるベトナムのお正月。

■最近のベトナムNEWS(2023年9月25日付)、「『労働・傷病兵・社会問題省(労働省)』は来年の旧正月『テト7日間休暇』を提案、首相提出前に関係機関へ意見求む」。 ・A案は24年2月8日(木)〜14日(水)、B案は2月9日(金)〜15日(木)のいずれも7日間だ。 ■「ベトナムの旧正月=テト≒日本のお正月」と同じように捉えられる。 ・しかし、旧暦を基にするため日本のように大晦日12月31日、元旦1月1日等と定められていない。 ・テトは毎年日程が異なり、最終決定は首相のアナ

『世界の経済自由度』、シンガポール1位、日本20位、ベトナム106位。

■最近のベトナムNEWS(2023年09月21日付)、「『世界の経済自由度』、シンガポール1位、ベトナムは165ヵ国中106位(昨年比4位上昇)となる」。 ・評価基準は『政府規模、法制度と財産権、健全な貨幣、国際貿易の自由、規制』、と5つの指標を設定。 ・2位以降は香港、スイス、ニュージーランド、米国と続き、ちなみに日本は20位につけた。 ・東南アジアではマレーシア56位、タイ64位、フィリピン70位、インドネシア74位、カンボジア78位、ラオス107位にランクイン。 ■専

『日越外交樹立50周年』と私の初来越に想いを馳せる。

■最近のベトナムNEWS(2023年9月21日付)、「『日越外交樹立50周年』の記念行事、秋篠宮ご夫妻は滞在期間9月20日~25日でベトナムを公式訪問される」。 ・今回が三度目となり、過去99年と12年に訪問されている。 ・昨日20日にベトナムの首都ハノイに入られ、秋篠宮殿下は21日朝にスアン副国家主席主催の歓迎式典に出席、その後は故ホー・チ・ミン主席の高床式住居、養魚池、オペラハウス、トゥオン国家主席とご会談、ダナン市等へもご訪問される。 ■日本はベトナムにとって「最大の

各国独自路線でベトナムでのプレゼンスを高める。

■最近のベトナムNEWS(2023年8月25日付)、世界銀行統計より「2022年、対ベトナム海外直接投資・FDI(世界各国がベトナムに投資する金額)認可額2.8兆円は37年間で6000倍超・世界28位」。 ・「1986年の世界160ヵ国・地域中136位から28位へ浮上した」そうだ。 ・ベトナムに投資する日本、台湾、シンガポール、韓国等の投資額は年々増加する。 ■各国や外資企業のベトナムでの売上やプレゼンスを高めるには、広告宣伝活動、コンテンツ活用、ビジネス展開の方法に大きく

ベトナムは9月過ぎると来年迄連休なし。

■ベトナムのニュース(2023年8月23日付の報道)、「(9月2日建国記念日に伴い)ベトナム9月連休(1日~4日)は夏休み後、新学期の時期で追加航空・鉄道券は7割が売れ残る」。 ・ベトナム人家族の夏休旅行は7、8月中旬頃までに終え、今回は観光地をパスし田舎に帰省するベトナム人は割と多い事も理由の一つだろう。 ■ちなみにベトナムの祝日は年間11日(日本16日)で連休は4月、9月、テト休み(旧正月)となる。 ・余談、以前ベトナムで働くある日本人は「連休は日本に帰らない」と言う、