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ぼくの朝食は南国の果実だけ
もう4,5年になるだろうか。朝の食卓で果物だけを食べるようになってから。
仕事漬けで不健康な生活を抜けだせないでいた頃だ。
当時の体重は今より20kg近くもあった。文句のつけようのない完全なる肥満体だった。
しかも、高血圧のために病院通いし薬をもらって飲んでいた。
少しでも健康な躰にしたいと思い、朝運動を始めたりしていた。
あれこれ試みる中で、「朝の果物は金」という言葉に巡りあった。
ヨーロッパのことわざに「朝のくだものは金、昼は銀、夜は銅」というのがある。 くだものは、昼なら銀、夜食べても銅に値する栄養価があるので、やっぱり金なのは朝食で食べる果物ですね。
「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」ということわざがあります。これは果物には果糖、ブドウ糖、ショ糖といった、すぐにエネルギーに変わる糖が豊富に含まれているので、朝食べればすぐに全身に行きわたり、頭が動き始め体に活力がわいてくるということからです。
多くの人が言っていることだし、しかも、住んでいるベトナムには市場に行けばたくさんの南国の果物がある。
パパイヤ、ランブータン、ライチ、ドラゴンフルーツ、パイナップル、マンゴ、マンゴスチン、ドリアン、ジャックフルーツ...数え上げていけばキリがないくらいだ。
それで、ある日を境に朝食を果物だけにしてみた。
それまでは、朝食はトーストを2,3枚食べていた。
だけど、それを果物に換えると腹がすぐにへる。できるだけ空腹を感じないようにと、毎朝2,3種類の果物を用意してもらい、それをたくさん食べた。
妻もはじめは一緒になって、果物だけの朝食を摂っていたのだが、そのうち腹が空いて堪えきれないといって、ついには断念してしまった。
ぼくは続けているうちに馴れた所為か空腹感を感じないようになってきた。それで、今も引き続き朝食は果物だけだ。
マガジンでは、ぼくが朝食べる果物を採り上げて、ご紹介してみたい。
習得困難な #ベトナム語 を巧みに操り交渉事を纏める「ベトナムの達人」#サイゴン 在住23年を経て2018年から #ハノイ 住まい。本業は #アパレル #生産#ベトナム の今を呟く。