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釉薬計算 U2.xlsx

釉薬計算 U2.xlsx   * 7月14日 少し変更しました

他人には、土器に移行するといいながら 鉄釉 黄瀬戸はなんとかしたいと思っています。しかし窯がボロボロで試すことはなかなかできませが・・・

でも窯というよくある概念なしで という可能性は捨てたくはありません。

 ありえると思っています。

 さて、Excelで作った、簡易な 釉薬 計算のシートです。調合からゼーゲル式を割り出したり ゼーゲル式から 調合を演繹します。精度はそれほどない、と思いますが、使いやすいとは思います。Windowsならexcel 2007からMacならexcel 2008から使えると思います。手持ちの昔のKindleの表計算アプリでも使うことができたので、だいたいのもので使用可能かと思います。


各シートの説明をします

分析  調合からゼーゲル式をだしてきます。9個までの調合が可能です。原料は追加しようと思えばかなり入れることができます。限度を超えた場合は検索の範囲を拡げてください。ポップアップメニューで選択しますが、原料選択のところで使わないところは none を選択して 量は0にしてください。合計が100にならなくても 隣で合計100にしてくれます。その隣は総量にあわせて調合してくれます。例えば 8gとか 5kとかです。

2成分系  なくてもいいとは思いますが なんかにはなると思います。

素材  ここに書くからといって反映はされません 原料の重量を書くと 隣でモル数に換えてくれます。

演繹  分析とかわりませんが酸化物の列の左に ゼーゲル式の値を入力して 列の右の値を 調合を変えながら 近づけます。

演繹X  分析から出てきたゼーゲル式に固定されます。計算の順番は通常のKNaOからではなく 鉄 リン酸 灰類 苦土 長石 カオリン 珪酸の順です これが 天然の 鬼板や 灰を使う場合は しっくりくると思います。選択のところで 使わないのなら 0を選んでください。例えば 含鉄土石を使わないのなら メニュウから0を 選びます。例えば、分析で 鬼板と灰とで瀬戸黒を調合した場合 別の原料に換えてみるそんな時に使うといいと思います。分析と同じ原料を使っても 量にずれがありますが まあこんなものです。

演繹F  基本的に 上と同じですが こちらはゼーゲル式は固定されず 自由に書きます。計算順も演繹Xと同じです。Xもそうですが 数値や酸化物の列の右側の値をみて、プラス・マイナスの値が大きいようなら(-0.0xくらいならいいとおもうけど) 原料を換えたほうがいいです。

* バリウム 亜鉛などは 使ってないので演繹にありませんが計算表を追加すればできると思います。

* 書き出す機能はありません 個人的にはスクリーンショットで対応しています。

*数式を書き換えれば 自由に拡張できるとおもいます

* 大切なことですが 手元にある自製した灰や掘ってきた石を正確に表したものではありません おおよそこんなかんじかと そういうところです。

* 大切なのは(橘川さんが言ってますが)アルゴリズムではなく ライブです。そもそも 土が違えば焼きが変われば違うものになりますが、発想を変えたり 原料がなくなったり全く変わった時など 個人的にはなにかになるとそう思っています。

* 不要かもしれません。日常の地平上の操作、移動、交換は行いやすい。デスクトップ上ですべて操作できるなら簡単です。同じ地平上にある秤で一つの数値350gを得て、推し量って進むのが当たり前の現実です。

ゼーゲル式はいってみれば 関係式、関係値です。目の前のリンゴが「あかい」と言ったり「300g」と言ったり400円なら近所の喫茶店のコーヒーと同じだと言ったり、日常語られているそれとは別に このりんごのなかにどれだけの人や物や 思いが関わっているのか(これも関係値です)これは語りにくい。その語りにくいものを計る、知る 計器があるなら 500円の週刊誌と 古本屋の500円の夏目漱石が同じではないこと 成分が全く同じ肉が違う味がすること 100gの樫の灰と 100gのクヌギの灰は別に扱ったほうが良いということが わかりやすくなるかもしれません。

* 不具合は あると思います

*  柴窯saigama@mx91.tiki.ne.jp


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