見出し画像

ノアの方舟物語では、洪水の後、ノアが鳩を飛ばすと鳩はオリーブの若葉を加えてきます。

それでノアは、水が引いた地があることを知ります。

でまぁ、この後、方舟から出てきたノアと地上の全ての生き物に対して、神様が

「世界が続く限り、種まきと収穫、暑さと寒さ、夏と冬、昼と夜は終わることがない」と約束されて、

この世界がある限り、農業の営みと季節の循環は続くんだって事になるわけです。

この聖句の「世界が続く限り」の「世界」はニュー・イングリッシュ・バイブルでは、”the earth”、つまり、「地球」と読めるので、有り難く菜園クラブのウェブサイトに「地鎮祭」として埋め込んであります。

(ウェブサイトの「地鎮祭」は、人から頼まれて作る場合でも、僕は必ずやります。なんか好きな言葉あるか?とか、事業の理念とか聞いて、それに合わせて、ウェブに埋め込んでおくようにします。)

先週末の大雨で見沼菜園クラブ麦茶とお堀農園は、一時、1メートルぐらいの深さに水没したようです。

重量15-20キログラムの肥料袋が10メートルぐらいの範囲で散乱していました。冠水時に押し流されたものと思われます。

すぐに水は引いたようですが、白菜は、玉の間に水が入り込んで腐り、壊滅しました。

玉をまかない「タケノコ白菜」は無事でした。

さて、冠水から5日目、オクラを見ると、なんと本葉が出ています。

双葉が泥だらけになっているのは、水を被ったためでしょう。一方、本葉には泥が付着していません。

本葉は水が引いた後に出てきたのでしょう。

旧約聖書のノアの方舟物語で鳩がくわえてきたオリーブの若葉ですが、洪水で水浸しになった場合、植物の葉は泥まみれになります。

泥まみれの葉はくすんで見えて「若葉」には見えません。

「若葉」は鮮やかな緑色に見えたはずです。泥がついていないものでないと「若葉」には見えないと思います。

そして、「泥がついていない葉」は洪水が収まった後に出た葉なのです。

ノアの方舟物語そのものは史実ではないと思います。

ただし、大陸河川が氾濫を起こす事はありうるので、物語の元になった洪水自体はあったかもしれません。

そして、青々とした若葉によって、水が引いた乾いた土地が現れていると知ると言うのは、けっこう正しい描写のように思います。

と言うわけで、畑でオクラの本葉を見ながら、「プチ『ノアの方舟』ごっこ」をしてしまいました。

昨日も最高気温は29℃を超え、真夏日一歩手前でした。平年値が24℃-26℃の状態でプラス2℃-4℃の27℃-29℃の日が続いているわけです。

6月末、平年値自体が27℃を超える時季にプラス2℃-4℃の状態が維持されるとすると、6月末から連日真夏日と言う事になります。

さて、どうなるのでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?