レアサイトゲームズの2020年をふりかえる2 謎解きイベント編
こんにちは、斉藤です。簡単な漢字のほうの斉藤です。カタカナだとサイトウです。この人誰?って方は、先に「ゲーム制作編」をお読みください。
さて、2020年をふりかえる2として「謎解きイベント編」のお話をします。
また、今回の記事は「かみやパパからはじまる Advent Calendar 2020」の企画への参加も兼ねています。今年のテーマは「やってみたいこんなイベント(or こんなこと)」ということですが、まず2020年を振り返ってみます。
謎解き制作・イベント企画
レアサイトゲームズでは、観光地や商業・イベント施設などの「謎解きイベント」への謎提供を行うことを、事業の柱の一つとしております。なお、謎解き制作は、Cubeさん&ぺてさんに監修などのご協力を頂いており、ある団体の集いで知り合ったお二人は、謎制作のプロジェクトにおいてとても強力で大切な仲間です。
今年の年初に、WEB制作などでお仕事をご一緒している札幌市内の広告代理店さんから、ゴールデンウィークに行われる某商業施設のイベントで謎解きを行いたいとのオファーを頂きました。2つのテーマを提案し、そのうちの1つを開催することになったのですが、そこの従業員さんがコロナに感染したことによりそのイベントが中止に。デザイナーさんに作業を依頼する直前だったのが不幸中の幸いでしたが、その後のイベント開催が全く見込めずだったので、謎解きについては受託では無くイベント主催者として活動することに軌道修正しました。
さっぽろ謎アカデミア
春の段階では、札幌で毎年秋に開催されているNoMapsに出展したい!という思いがあったものの、コロナ禍ではオンラインの出展か、オフラインでも密にならない方法でのイベント開催を検討する必要がありました。幾つかのオンライン謎解きを参加者としてプレイした後、NoMapsでは周遊謎を提案しようか…という話をしていた夏のある日、ゲームマーケットや北海道ボドゲ博にいつも出展されている北海道情報大学の森川先生から、謎制作している学生が謎を披露する機会が無いので、何か一緒にやりませんか?とのお誘いがありました。Cubeさんも交えたガストでのブレストの末、周遊謎では無く、オリジナルの謎を一般公募するコンテスト形式の「謎解き甲子園」という案はどうか?いやそもそも謎を作ることをイベントにしよう!グローバルゲームジャムの謎制作版として「さっぽろ謎ジャム」はどうか?などの案が出る中、かみやパパ・チャン・かるくさん達からも意見を頂き、最終的には座学で謎制作の手法を学んだ後にチームで謎を制作する、学生向けのイベント「さっぽろ謎アカデミア」(謎アカ)を開催しよう!ということになりました。
謎アカは、プレイベントとして知人を中心に声をかけたVol.0を2020年の9月にカンティーナさんで開催。これが予想を遥かに超えた楽しさと充実度のイベントで、メンター役の講師陣のスキルの高さとクリエイティブな学生たちが集まったことによる「奇跡」が起こりました。これは新しい文化になると、その場にいた誰もが確信した瞬間だったと思います。そのひと月後の10月にVol.1を開催するのですが、今年のNoMapsはオンラインの開催がメインだったのと、実行委員会との連携が正直上手く行かなかったこともあり、一般公募したVol.1はひっそりと行われました。そんな中でも、会場内ではVol.0同様に充実した楽しいイベントになったと思います。ご協力とご参加頂いた皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。
謎アカの次のステップ
Vol.0の開催の後、参加してくれた北海道情報大の森川ゼミの学生を中心に、蒼天祭(学校祭)にて脱出ゲームを公演しました。Produced by 謎アカということで、私も少しお手伝い。教室に学生を閉じ込めジェスチャーなどを使って脱出するという物で、オンラインの生配信も同時に楽しませてくれました。彼らは発想力も実行力もあって、この先の活躍がとても楽しみです。
次のステップとしては、このように謎アカに参加してくれた皆さんに謎制作とそれを披露する機会を作ろう!と考えました。学生は学校祭や地域のイベントなどで、社会人は友人の結婚式や社内の余興などで謎解きを公演できるようになると良いなぁと。
ところで私は現在、北海道新聞さんのビル内にある Sapporo Incubation Hub DRIVE という、シェアオフィス&コワーキングスペースを拠点としているのですが、そこでの交流がきっかけで、その機会はすぐにやってきました。
それは…現在、絶賛準備中です!今年の年末か年明けに正式に発表したいと思っています(最後のほうで少しヒントがあります)。
仲間のお手伝いもしています
他にも、私個人の活動としては、クラグラさんの「君ノ知ラナイ大通公園」(大通謎)と、CubeFactory&チャンズファクトリーさんの「少し怪しいハウススタジオ」のお手伝いを行いました。共にブラウザに答えなどを入力する補助的なWEBツールの制作になります。このような形でさっぽろ&近郊の謎クリエイター仲間のお手伝いも続けていきたいと思っていますので、例えば「最後の答え」のスマホでの入力やその他WEBを使った仕掛けなどでお困りの方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。
というわけで、ここまでが2020年のレアサイトゲームズの謎解きイベントのお話でした。
2021年のお話
ここからは、2021年のお話を少しだけ。現在決まっている謎解き系のイベントは以下になります。詳細はまだ言えませんが、少しだけ箇条書きにて紹介。
・1月末~2月の期間に行われる、札幌近郊にある商店街の謎解きイベントプロデュース
・3月開始の謎解きイベントの共同プロデュース&進行管理
・イチバン攻めてる札幌の謎解き空間でのイベント(まだ秘密)
・さっぽろ謎アカデミア Vol.2 (春頃にやりたい)
ゲーム制作のほうは、主に企画&ディレクションを担当しているのですが、謎解き制作のほうは、謎解きクリエイターさんが活躍できるよう、プロデューサーやプロジェクト(プロダクト)マネージャーの役割に専念しようかなと思っています。謎アカのメンターの皆さんはもちろん、謎制作をされている方々に今後お声がけすることがあると思いますので、よろしくお願い致します。
以上、レアサイトゲームズの謎解き関係のお話でした。そして、アドベントカレンダーは、明日のチャンさんに繋げますね!
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