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【非万人向けTIPS】電車のシートを無駄に占有する奴に負けない方法
地方都市に住んでいると、首都圏のような殺人的な満員電車に遭遇することはほとんどない。
それでも、社内が混んでいる時間帯はシートが埋まってしまうことがある。
問題は、詰めれば余裕がまだあるのに、シートを2席分(まれに3席分!)占有してしまう奴がいることだ怒怒怒。
どんな奴らが占有してるか
電車内の公共広告には、占有する者の例として、ヘッドフォンをシャカシャカしたBボーイが我が物顔でシートを占有しているイラストがよくつかわれている。
それ、大きく間違っている。
もう老若男女、どの年代もどの性別も関係なく、占有する奴は占有してる。
スーツをパリッと着こなしたビジネスマンが占有していることもあるし、お友だちと会話の花を咲かせている女子学生が占有していることもあるし、スマホに集中するOL風のお姉さんが占有していることもあるし、登山ルックのおじいちゃんが占有していることもある。
もう年齢や性別ではなく、個々人の公共意識の差なんだと実感する。
座りたいんだ ーぼくの小規模なたたかいー
でもみんな、諦める必要はないんだ。
ぼくは気が弱いチキンハートだが、必要なときは座りたいし、座る方法を熟知している。成功率はほぼ100%だ。
ぼくの手順はこうだ。
······✂······
1. 占有している奴がいるシートを見つける。
2. 顔をつくる。少し怒っているようにも見える、キリっとした顔を意識する。
3. 占有している奴と普通に座っているお方の空いている空間を見つけ、占有している奴寄りに重心をかけ、座りにかかる。
(※ここが重要なのだが、本当に遠慮せず座りにかかること。「恥ずかしい」とか「相手に悪い」とか「相手の服を踏んでしまうかも」とか一切考えない。「そもそも無駄に占有している奴が悪いんだ」と思えば、変な罪悪感に苛まれる必要はなくなる。)
4. 座りにかかるとき、若干タメをつくる。気持ち数秒、ぼくは意識的にクルっと回ったり、コートやジャケットの裾に触れたりして、占有している奴に判断してあげる時間をあげている。
5. するとあら不思議、占有している奴は姿勢を正して空間をつくってくれる。稀に占有している奴のコートやバッグなどを踏むことがあるが、先方が勝手に引っ張ってくれるので問題なし。
(※なぜ譲ってくれるのか?これは逆の立場ならわかる。人間狂ったほど気の強い奴なんてそうそういないし、彼ら彼女らだって自らの悪行にうっすらと気付いている。その罪悪感を善行につなげるための「タメ」が、数秒間必要なのだ。)
6. この間、占有している奴の顔を見る必要はない。座ってからはすぐ、自分のスマホを覗いて無視しておけばよい。(正しく座っている方には気持ち会釈できれば、なおベター。)
······✂······
注意点はある
もちろん占有している奴に喧嘩売られるリスクはあるので、万人にはお勧めしない。参考にしたいなら、自己責任が鉄則だ。
ぼくは気が弱いくせに義憤に駆られるタイプなのでやっているが、被るかもしれないリスクは理解している。(幸運にも今まで何も起きなかった。舌打ちはされたことあると思う、無視したけどw)
また、ヤ〇ザな風貌の方、明らかに電波な方には実践できていないので、所詮正義の皮を被ったダブルスタンダードであることは十分承知している。
でも、社会のささやかな公共意識の欠如に対して、少なくとも戦いを挑むことはできることは、伝わってくれると嬉しい。
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