空手部との出会い【66期編(4年)➁】

押忍、66期の寺林です。
自分が空手部に入ったきっかけは、「なんか先輩と気が合うな」何となくそのように感じたからです。なんとも曖昧です。でも実際曖昧なんです。
授業が終わって帰ろうとしていた時(当時はまだ授業も部活も勧誘も対面でした)、たまたま先輩に誘われて、体験に行ったのを覚えています。今思うとなんで体験に行ったのかよく分かりません。「誘われたから行くか」くらいの考えでした。それで、なんとなく道着を着て、なんとなく空手を体験して、なんとなくご飯に行って、なんとなく先輩と気が合いそうだったので入部しました。

そんな「なんとなく」尽くしの自分でしたが、空手部に入ってから次第に「なんとなく」が「意志を持って」決められるようになりました。これは、空手部で技を覚えている時に「なんとなく」では中途半端な技しかできず、「意志を持って」形をとることが必要になったり、あるいは先輩後輩と接しているうちに「自分はこういった人間なんだ」という自分なりの生き方、人との接し方を意識するようになり、今では「意志を持って」後輩を指導しています。空手部は自分を「なんとなく」の人間から「意志を持った」人間に変えてくれました。今では「意志を持って」勉強と、部活動に励んでいます。

「意志を持つ」とはどういうことでしょうか?自分の考えですが、それは「自分の生き方を自分で決める」ことであると思います。逆に、「何となく」とは、「自分の生き方は周りの環境に左右される」ということです。
何となく大学に入学した、という新入生、ぜひ空手部に来てみてください。自分の生き方が変わるかもしれませんよ

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