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【詩】「月夜に舞う絆」

繋がりしものたちは、
静かなる水面に映じて、
月の光に照らされながら、
互いの存在を確かめ合う。

根と根が絡み合い、
枝と枝が触れ合うように、
人と人との間にも、
見えない糸が張り巡らされている。

時にはその糸が、
風に揺れて絡まり合い、
解けない結び目を作ることもあるだろう。

しかし、その結び目さえもが、
繋がりの証となり、
共に時を刻む一部となる。

繋がりとは、
見えないけれども確かに存在し、
私たちを支え、導くもの。

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