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予防接種vs娘

生後2ヶ月を迎え、ここから赤ちゃんの仕事ワクチン乱れ打ちが始まった。娘は勿論例に漏れず泣いた。予防接種に対して第六感が働くのか、いそいそと病院に行く支度を始めると、みるみる表情を曇らせ泣き叫ぶようになり、体温も予防接種行く家を出る直前に測るので、体温計を見ると泣くようになり、最終的には、病院で測るようになった。

君のような勘のいいガキは嫌いだよ!!

毎回そう思いながら予防接種に行ったのは言うまでもない。

そして、一番痛いと噂のBCGでは、顔中から出る血液以外の液体を全部たれがして泣き叫び、泣き疲れて夕方は眠ってしまい、この日から地味に悩まされていた黄昏泣きから解放され、なぜか夜も昼もよく寝るようになった。赤子のライフスタイルをも変化させるBCGマジ恐ろしい子っ!!(他の子はそこまで激変してないと思うけど)

1歳~2歳になり、予防接種の頻度も減ってきて、病院には具合の悪い時と皮膚科くらいしか通わなくなった頃の予防接種。

「ママ、きょうはびょういんなんかい?」
←※1Fが小児科、2Fが皮膚科、3Fがワクチン専用フロア
「………3階かな?」
すると娘は信号の前で足を止め
「さばちゃん、チクッっとやだよ!!さんかいはいかないよ!!」
あ゛ー3階何するところか解ってたかーΣ(´v`lll)

君のような勘のいいガキは嫌いだよ!!

喉まで出かかった言葉を飲み込み動かない娘を動かすのにあれやこれやオプションをつけて(近くのスーパーで好きなお菓子を買ってもいい等)どうにかこうにか辿り着きました。
そして、盛大に拒否る割に1歳を過ぎてからは、あまり泣かなくなったという事実…そこは鈍いのかよ!!

現在は、大きな病気にかからない様に注射をするというのがわかったのか

「さばちゃん、なかなかったら、スーパーですきなおかしかっていいよね!!」

そう、あの時苦し紛れで約束してしまったご褒美を現在も継続しているのだ。まぁ、そんなにしょっちゅうあるわけじゃないからいいけどさ…。

そして、年長さんになって同時接種できるワクチンを「さばちゃん、つづけてやったらないちゃうから1つずつにして!!」と言われてしまい、「同時接種って合理的だったな…」と遠い目をして今月やっと年長さん最後の予防接種を迎える予定だ。

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