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負担にならない妊活


というわけで、不妊治療を始めたわけだが、ネットで色々情報を検索すると。確実にメンタルを削るタイプのやつだ!!と認識した。

過去に一度「抑うつ状態」と診断され、2~3年病院通いしてたので、何よりも第一に自分のメンタルがやられることを何よりも恐れていたので、あらかじめ不安要素を潰すことにした。

妊活期間を1年間と決め、1年で駄目なら、自分は子供とは縁がなかったと諦める。
元々生理不順で子供はできにくいことは自分でもわかってたので、一定の努力をしてダメなら、本当に縁がないのだろう。子供がいなくても5年以上夫婦仲は概ね良好だったので。これまで通り夫婦でライブに行ったり、旅行したり、好きなことをして過ごそう。そう思った。

妊婦さんを見たらチャンス授かりパワーをゲットだぜ☆
自分は割と他人と比較しては「自分はやっぱりダメな人間なんだ」と思いながらこれまで生きてきたので、多分妊活中は、妊婦さんを見ては気持ちが沈むタイプだと思ったので、なるべくそっち方向には思考を持っていかず、「はぁ…ありがたや~。あやかりたいわー、よし、妊婦パワー浴びよ。(もちろん心の中だけでな)」

都合のいいことや、できることを信じる・実践する。できないことや都合の悪いことは無視
ネットで検索すると、色々な情報で溢れており、何を信じたらいいかわからなくなる。少し頑張ればできそうなことから始め、無理なことはしないことにした。これも理由は先述と同じでいきなりハードル高いことから初めて挫折して「やっぱり自分はダメ(以下略)」という思考に陥らないようにした。

この3つを決めてから、さて3ヶ月分の基礎体温を持って、久しぶりに産婦人科にやってきました。とりえあえず一通り検査してもらったところ、

多嚢胞性卵巣症候群という診断が出た。家に帰ってネットで症状を詳しく調べたら、日常生活に思い当たる点が多すぎて思わず笑った、
逆にこれ、もっと早くブライダルチェックとかしてたらもっと早く治療できたんじゃね?まぁ、今更だけど、
更に医師から言われたのは、「母乳を分泌するホルモンのバランスがよくない」ということ、妊娠・出産を経ればまた変わる恐れがあるけれど、母乳に影響があるらしい。ここでとりあえず完母という考えは粉砕しておいいたほうがよさそうだ。まだ、妊娠してないけど、

ちなみに旦那も検査してもらったけど、こちらは、異常はなかった。

そして、夫婦の情事に第三者が介入するタイミング療法が始まった。

生理が終わって数日後くらいに病院を訪れ排卵誘発剤を貰い(最終的には2種類の薬を服薬)また、排卵状況をチェック排卵の状態を確認(最終的にはここで注射をした)ここで、「じゃぁ、今日タイミング取ってください」と言われた日に致す。

そう、ここでホルモン注射と再会、そこで看護師さんから驚きの事実が
「腕とお尻どちらにしますか?」
えっ、腕も選べるの!?初めてのお尻はムズムズが暫らく止まらなかったので、私は迷わず
「腕でお願いします(キリッ)」
と言ったわ(笑)その後お尻も左側を試したけど、お尻はやっぱりムズムズと違和感が続いたので、腕が丁度よかったわ。子宮により近いお尻の方が効きそうという話もネットで見たけど、腕が一番しっくりきた。注射といえば腕だよ。うん。

身体を冷やさないことも大事と聞いたので、寝る前に温かい飲み物を飲む習慣もつけるようにした。そして、この時同じタイミングで妊活をしていた友人と、子宝温泉とその界隈では有名な温泉に行ったり、実家近くにある温泉もまた婦人病に効能がある温泉に行ったりして温泉三昧だった。生理が来れば「お疲れ自分!!」と称しチューハイで乾杯した。


夏に病院に行き始め季節は秋に変わり、不妊治療も次の段階へ話も出てきた
「宰田さん。次、できなかったらステップアップを考えてみようか。年齢のこともあるし、あんまり悠長にはできないよ」
確か次は、人工授精。費用も多分今より多くなるし、旦那にも負担がかかる、まだ1年は過ぎてないけど、このままがいいのか次に進むのか…考えがまとまらないうちにタイミングが来てしまった

今日は、旦那の夜勤入りじゃんΣ(゚Д゚;

しかし、ここを逃すとステップアップ。するかしないかは後で考えるとして今この機会を逃すわけにはいかないと、病院から帰ってきた私は、夜勤入り前に寝てる旦那を叩き起こして事に至った。念には念を入れて夜勤明けも致した。

まさか、このタイミングで妊娠するとは思わず、妊娠検査薬の陽性を確認したその日はほぼ1日震えが止まらなかった。(ちなみにこの日も旦那が夜勤明けだった)

※今回も妊活で使った薬の擬人化です




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