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地雷型イヤイヤ

1歳終わりに無駄に「ヤイヤイヤイヤー!!」と絶叫してたので「あぁ、これは、イヤイヤ期の始まりですね。」と身構えてたら、意外とソフトだった。勿論それなりにイヤイヤされ面倒なことはあったのだけど、周りのイヤイヤ期に比べるとそうでもなかった気がする。

まず初期の地雷は「誰かに預ける」だった、最初は義両親に預けて旦那とショッピングにでかけた。お昼寝の最中に抜け出したのが逆にダメだったのか昼寝から目覚めてずっと泣いてたらしい。これは初めて支援センターの預かり保育を利用した時も同様だった。初回は保育士さんの誰があやしても手が付けられないくらい泣いたらしく、この日から夜泣きで1ヶ月くらい根に持たれた_(´ཀ`」 ∠)_
基本外面がよく人懐っこい性格なので、預けるハードルは低いかと思われたが大きな誤算で、その後は健康診断とがん検診くらいでしか預けていない。
(書類が多かったり、荷物の用意も面倒だというのもあったけど)いつの間にかそれは、解消された。

次の地雷は行き慣れない所に行く、元々若干場所見知りがあったが行き慣れない所にいくと機嫌が悪くなることが多かった。娘の好きそうなフレーズをたくさん並べて連れて行き、行く前から機嫌が悪そうだったら、その日は1日家にいることにした。

その次が気温と湿気、これも赤ちゃんの時から不快感を露わにしてたけど、当時は雪が降った日にベビーカーで外出しようとしたら、普段は機嫌よく乗ってくれるのに2歳児の語彙力全開で外出を拒否られた時には心折れた。雪遊びを楽しむ子供の写真がSNSで上がる中我が娘は、「さむい!!」と言って、窓をぴしゃりと閉め、ベランダにすら出ようとしなかった。逆に暑いのも苦手だけど、汗だくでぐったりしてることが多かったので静かだったけど、それはそれで危なかった。

時々、わけわからないことで機嫌を悪くすることもあるが、イヤイヤの地雷を撤去するようにしらみ潰しに原因解明をしていき、泣きわめき、暴れることでしか表現できない娘の翻訳機と化した。そうやって、騙し騙し2歳を乗り切り「あれ?魔の2歳児ってこんなもん?楽な方だな」と思ったのが間違いだった2歳終わりから、3歳にかけてがピークだった。これまで一緒に色々妥協点を考えてきて乗り切った経験測が瓦解した。足蹴く通っていた子育て支援センターも帰る時にギャン泣きされて体力を消耗するので次第に足が遠のき、引きこもることが増えた。

気が付けばもうすぐ6歳。ようやくこちらの説得に納得してくれるようにもなったが、我を通しつくすことがなくなったわけではないが、随分楽になった。

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