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深海生物が人気なのは、日本だけ……?

「シーラカンスと一緒に泳ぎたい!」って
言ってたら、本当に夢が叶っちゃいました。 

以前の記事でもご紹介したゲーム『フォーエバーブルー ルミナス』でベールド海を泳いでいたら、のんびりと泳ぐシーラカンスを見つけたんです。

作中では気に入った生き物を連れ泳ぐことができるので、しばらくついてきてもらいました。

深海に住んでいてめったに浮上してくることのない推し(シーラカンス)がサンゴ礁で熱帯魚と戯れている  というだいぶ不思議な様子を見ていたら、昔のことを思い出しました。

2年くらい前に、近所の英会話教室に通っていました。先生がオーストラリア出身だったため、授業で扱うテーマもほとんどオーストラリアの自然や文化に関することでした。

ある日のテーマは「グレートバリアリーフ」。
サンゴ礁を保全する取り組みや海の生き物を守る人の話について学んだあとで、先生がふいに質問してきたのです。

「What sea creatures do you like?」
(海の生き物だと、何が好き?)

「I like Coelacanth.」シーラカンスが好きですと自信たっぷりに答えたら、先生はポカンとした様子で「何、それ?」「聞いたことない」とのこと。

えっ、ご存知ないですか?
深海に住んでいて、古代の魚って言われてる
んです。

戸惑いながらもスマホで画像を見せると、
「へえ、何だか岩みたいな見た目だね」と
興味深そうにご覧になっていたのを覚えてい
ます。

日本だと静岡の沼津に深海魚専門の水族館ができて以降、全国各地の水族館にも深海生物コーナーが作られるようになってきました。

ダイオウグソクムシやメンダコ、ギンザメなど他の深海生物も有名になってきたけど、
やっぱり知名度が上がったのはつい最近の
こと。水族館がブームの発信地になったの
ではないかとも思っています。

「じゃあオーストラリアにも、深海生物を見られる水族館ってあるのかな」と思ってケアンズ水族館やメルボルンシーライフ水族館の公式サイトを覗いてみましたが、現時点ではあまりないようです。

どの水族館も主に「グレートバリアリーフで見られる熱帯魚」や「クロコダイル(ワニ)」「クラゲ」の展示が充実しているらしく、サイトを眺めていたら行きたくなってきました!

もしも世界各国の人に「好きな海の生き物はなんですか」って聞いて回ることができたら、きっと一人ひとり違う答えが出てくるんだろうなぁ。




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