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【コーチング③】あの人は特別だから

フォローしてくださった方ありがとうございます。フォローバッグが追いつかなくてごめんなさい。必ず伺いますね。


前回のつづき


86歳三人を連れての
ロンドン、ローマ、パリ。


ロンドン1日目。午前中ナショナルギャラリーを観に行く。

ランチは、フィッシュ&チップスで
ミシュランの星を獲った店を予約していた。


普段からよく食べ、よく歩く86歳の三人。みごとに平らげて


「おいしかったよ」と言った。


この調子で、最後まで三人に喜んでもらえるだろうと、私は鷹をくくっていた。


しかし、二人には、この日が限界だった。



次の日の朝(ロンドン2日目)
二人は「食欲ないし、今日は寝ていたい」と言い出した。


そりゃそうであろう。86歳だもの。

長時間の飛行機に耐え、時差もある。慣れない食事。不便なお風呂。


想定していたことだったので、


ホテルの部屋で、日本茶をいれ、
味噌汁を作り「お寿司」を食べることにした。


とは言え、それは、ロンドンの大きなスーパーで買ってきた「お寿司」である。


食べるやいなや
「これ、お寿司なの?」と私を見上げる二人。(笑)

「ここはイギリスよ。日本人好みのお寿司は売ってないの」


肩を落とす二人とは対象的に、父だけガンガン食べていた。

そこからの行動は、歴然としていた。


午前中しか動けない86歳の二人。

きれいな景色を観たくて、おいしいものを食べたくて計画した旅行なのに、

エネルギーがないから動けない。


それが、普通の86歳なのかもしれない。


その一方、私と共にローマの街を26,000歩も行く86歳の父。


白トリュフいっぱいのカルボナーラに挑戦し、マリトッツォも有名な店に食べに行く。

しかも父は、Insta360で動画まで撮影していた。「みんなに楽しんでもらいたい」から。


それを横目に二人は、私にイライラをぶつけるし、


ふだん体力の差がない同い年の父に対して、首をひねっていた。

「不思議だ」と。

しまいには
「あの人(父)は特別だから」と言い出した。


あ、ちがいます、ちがいます。

私は父を自慢したくて、書いているわけではありません。


魂(潜在意識)のやりたいことを知り、そのように在ろうとしたら


誰でも父のようにエネルギーに満ちあふれてきます。


何故ならば‥


つづきます。



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