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わんぱく男子3人育児の、悲喜こもごも。

全国の、活発系男子を子育て中の皆さま。また、彼らに匹敵するやんちゃ女子をお持ちの方々。日々、大変お疲れさまです!元気な子どもたちの成長を嬉しく思いながらも、何かと苦労やハプニングも絶えないこととお察しします。

6歳長男と、3歳双子の次男三男のいる我が家も、例にもれず。

双子たちが3歳を過ぎてから、子育てはちょっと楽になりました。トイレも自分でできる。服も自分で着替えられる。あれやこれやと「お世話」をする時間は、確実に減ってきている気がします。

その分。日に日に、動きや遊び方が激しくなっていく双子たち。自由な6歳児の兄ちゃんを筆頭に、3人合わさってそのスピードはさらに加速されていくようです。その様子を少しご紹介すると。

レベル1。

■裸足で庭へ飛び出し、泥だらけの足でそのまま家の中に入ってくる。

■庭のホースで水を出しっぱなしにして、車や窓を掃除し始める。

ミミズやダンゴムシを捕まえては「ほら見てー!」と家の中につれて帰ってくる

・・・ここら辺まではまあ、許容範囲内。よく子どもがやりそうなこと、可愛くてちょっと笑っちゃう。ダンゴムシは土に返してあげてね、なんて優しく対応です。

レベル2。

■服を次々と脱ぎだしては真っ裸になって、外で踊ったり走り回ったりしたのち、また違う服を出して着たり、夜用紙パンツを6枚履きしたりする。

■ゴミ箱に設置しているゴミ袋をひょいっと外して、空のゴミ箱3つを一人一つずつ持って、食卓のまわりをぐるぐる疾走する。

■畳んで積み上げた布団によじ登って、そこからダイブ!せっかく片付けた大量の布団や毛布が雪崩のように落ちて散らかる。

・・・ちょっと本気で止めてほしいレベルです。無駄な洗濯物が増えたり、モノが部屋中に散乱したり、かなり困ります。「おい、やめろって言ってるのがわからんのかー!」などと叫ぶことが多くなっている私。いくら言っても崩れる布団に、朝がんばって布団を上げる夫がいつもブチ切れています。

レベル3。

部屋の中で野球やサッカーをする。

■どこからか長い園芸用の棒やら竹やら出してきて、戦う

・・・危険を伴うので、禁止事項です。見つけたらすぐに止めますが、またやりだすんですよね。ほんとに目が離せません。サッカーはビニールの軽いボールに限り許していますが、本気で蹴ると何か破壊しそうでヒヤッとします。

そして事件は起こる。

こんな感じなので、時々、大変な事態を引き起こします。

昨年は、家の中のガラスを3枚割りました。だいたい、窓ガラスや障子の近くで相撲をしたりふざけていたりして、パリ―ン。

一瞬「やばい」という凍った空気になり、その後の指示にはとりあえず大人しく従います。が、また3人で楽しくなったら忘れちゃうのでしょう、事件は繰り返されてしまいます。

雪見障子の、下のガラス部分が割れたあとは、当時2歳の双子たちはそこから部屋に出入りするようになりました。

猫用出入口、ならぬ、2歳児用出入口か・・・さすがに冬の暖房効率が悪いので、ガラスの代わりに布を貼り付けました。

家の中で野球をしていて、打ったボールが部屋の照明に命中。見事に突き破って、電気シェードごと取り換えとなったことも。以降、室内野球は全面禁止。

今考えれば、障子や襖の穴なんて、可愛いものでした。またやるし・・・と放っていたのですが、一度友だちが家に遊びに来て一緒に写真を撮ったら、背景がまるでお化け屋敷!ショックで、障子も襖も一度張りなおしました。その新しい襖にもまた落書きが増え、穴が開き、剥がれてきている。

もう取り替えません。この子たちが大きくなって落ち着くまでは・・・!

事件は、再び繰り返される。

さあ、そんなこんなで。上記のことはほとんど去年起こっているので、私の今年の目標は「家を壊さないこと」でした。

子どもたち、自由に遊んでくれてよいけれど、とにかく家を壊すのだけは勘弁して!そこだけはお願いよ!

そんな気持ちで、無事、半年が過ぎました。ああ、よかった、なんとかこのまま自宅が安全に平穏でありますように。ほっと胸をなでおろしていたら。

3日前。ついに、やらかしました。パリ―ン!

浴室のガラス戸に、見事な亀裂が。

どうやら、次男坊がふざけてお風呂のお湯をくんではガラス戸にぶちまけていて、勢い余って洗面器ごと、ガラス戸に飛んで行ったらしい。

・・・大ショック。しばらく立ち直れませんでした(泣)

余裕ある大人の母親の対応としては、ここでどういう風に言い聞かせたら子どもに響くだろうと考えて、しっかり伝える、なのかもしれませんが。いやもう、ショック過ぎてそういうこと考えられず。

片付けて無言で寝床へいく母から読み取ってくれ、息子たちよ。幸い夫が冷静に対処していたので、すべて任せました。

ケガが三男坊のちょっとした切り傷程度で済んでよかったけどね。人様の家でなくてよかった。慰めの言葉はこれくらいしか見つけられません。はー、よりによって浴室かあ・・・布を張るわけにもいかないし、そのままだと脱衣所びしょ濡れだし、冬は寒いし、どうしようかなあ。

ちなみに以前割った家の外側のガラスは、段ボールなどでの応急処置しかできておらず。それで、豪雪地帯で、バンバン隙間風、なんなら吹雪が入ってきても一冬過ごせちゃったので、ある意味変な自信がついています。これ、雪山キャンプとかいけちゃうんじゃない?とか(笑)

もとい。そうそう、浴室。さすがにこれは、冬まで置いておいたらまずい気がします。修理、どれくらいかかるんだろう。要修理ガラス、あと数枚控えていると思うと・・・ああ、恐ろしやー!

次の日の朝目覚めても、割れた浴室ドアを思い出して気分が暗くなっていた私。「まーまー!ノープロブレム!仕方ない仕方ない」と楽し気に言う夫になんとなく感化されて、こうして書き綴れるまで立ち直りました。

「オレも割ったことあるけどねー」って夫。そうだコイツも、窓に止まったアブを、ハエ叩きで思いっきり叩いて、パリ―ン!とやったんだった。家で割れているガラスのうち1枚は夫が要因。人のことが言えないわけね(笑)

無邪気な子どもたちを見る喜びとの狭間で。

私は子どもたちには自由にのびのびと育ってほしくて、危ないこと以外はオールオッケー!という気持ちで接してきました。そして本当に子どもたちは、親の私の目から見ても、毎日楽しそうで、すくすくと育っていて。

言うこと聞いてよー!と叫びつつも、このまま、誰の顔色も伺うことなく、何かに遠慮することなく、自分の思うこと、やりたいことに正直に突き進む姿を見ていたい、と感じている私もいる。本当に子どもらしくて、見ていて清々しいほどののびやかさ!

ですが、しっかり失うモノもあるわけで・・・(涙)ま、何事にも良い面悪い面あるということですね!

できるだけ事件を防ぐよう心掛けるのと、起きたときの母のメンタルが壊れないようにしておくことくらいですかね。アハハ。


3人男子の母、ますます強くなるべく、精進します。



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