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たくさんの愛を受け取って。いざ、新たな出発。

しばらくnoteから離れてしまいました。
前回の更新は昨年7月、、、ということは9か月前!いつの間に。
光陰矢のごとし、です。

書くことができなかった理由は、単純に時間がなかったから。
昨夏は、小1だった長男坊が初めての夏休みで毎日家におり、2学期になると下校時間が早くなり。(子どもたちが学校や保育園に行く間に書いていたので、一気になくなる自由時間〜!)

そして、今まで通り、農園バイトに行ったり、子どもたちと野遊びするおさんぽ会に参加したり、畑を耕したりしつつ。

ずっと迷い、考え続けていた「このまま、ここに住み続けるかどうか」の問いへの答えを見つけるべく、動き出していました。
気になる土地に足を運んだり、知人友人に話を聞いたり、地域や家の情報を調べたり。夫の転職活動をしてみたり。(日本語の読み書きができないフィジー人夫の代わりに、書類作成などなど代筆役です。笑)

そして。家族で、一大決心。
新たな場所に移ることを、決断しました。

今の広島県北の山間地で過ごした期間は、10年。
場所も人も慣れ親しんでいて、決心までは本当に悩みました。
気になることがあり、住み続けるとしても、他も見てやっぱりここ!と選んで住みたい。
そんな気持ちで、住み続けるという選択肢も持ちながら、移住検討してきました。

そして動いていると、新たな縁やつながりも生まれる。
流れに乗ろう。大変だけど、ワクワクする方を、直感で。

今回、具体的に移住を考え始めたきっかけは、地域に降ってきた大型風力発電計画。
いろいろ問題のある風力発電に対して、「自分が反対運動に動けなかった」のが、全てかな、と思う。

風力さえなければ、なら、建てさせないように動けばよいのだけど。
そう動くことは社会的にも意義のあることだし、全国で同じように地域を守ろうと活動している人たちもいて、私の性格的にも立ち上がろう!と思うはずなのだけど。

風力さえなければ、私はハッピーなの?

自分の本当の気持ちに、問いかけることになりました。

この計画の前に、地域の今後が不安になる大きな出来事があったこと。
前職の関係で、そうならないように力を尽くしたけど叶わなかったこと。

失意の中で、宿の起業に希望を見い出そうとしていた矢先の、今回の計画。
議論が盛り上がらない地域で、建設反対にエネルギーを注ぐことに、ポジティブな感覚を全く持てなくなっていました。

・・・かといって、家も仕事も手放してゼロからのスタートなんて、本当にいいの?!
でも、このままモヤモヤと過ごしていて、後悔しないのか?
結局のところ、どこに行っても自分次第なのはわかってはいるけど、、、じゃあ自分は何を大切に、どう暮らしたいんだろう??

風力は、私にいろいろな問いを突きつけ、考えさせる機会になりました。
だから移住は、風力が理由のようで、実は本当の理由ではなくて。
でも、動き出す大きなきっかけになったのは確かでした。

*****

移住の背景はいろいろありすぎて書ききれないので、これくらいにして。

行き先は、信州長野県。遠い!なぜ長野かも書ききれないので、またいつか(笑)。

年末年始に夫の転職が決まってからは、怒涛の引っ越し準備がスタート。
2月の赴任に合わせて、居住地を決めるため一家で長野へ。
無事家も決まり、一足先に単身赴任の夫を残し、子ども3人連れて長野から広島へ戻り、2月〜4月はワンオペしながら引っ越し作業。
片付け、荷造り、家の原状復帰(襖も障子もガラスも男子たちがやらかしているー!)、各種手続きごと、挨拶・・・
春休みも新学期も挟みの、4月も半ばになると、毎日ああもう倒れそう助けてーと叫びながら、乗り切る日々に。。。

でも、その合間に。
広島いるうちに!と、長男坊とカープ観戦に行ったり。
西日本にいるうちに!と、九州へ子どもたち連れて旧知の友人を訪ねに旅行したり。
たくさん思い出を作れたのも、本当によかった!

先週荷物を運び出し、何もない部屋で、寝袋や携帯鍋セットで生活すること10日間。(こういうときキャンプ用品大活躍!)

なんとか片付け完了!

昨日無事に家を引き払い、実家で一日過ごし、ようやく出発です。
なんとかここまで来れてよかった・・・(涙)

学校と保育園、最後の日。
長男坊はお別れの会をしてもらい、校長先生はじめ職員の方や友だちが皆、外に出てきて見送られて。
双子の次男・三男坊も、お別れおさんぽに出かけ、たくさんのメッセージや写真を手に、最後は先生たちにギューっと抱きしめられて。

子どもたちがさんざん遊びにお邪魔した近所の人たち。涙で別れを惜しんでくれる、ほとんど親戚のようなおじちゃん、おばちゃんたち。

わざわざ見送りに訪ねてくれた友人親子、
最後の晩餐ならぬランチで送り出してくれたカフェオーナーや友人、
最後まで会う機会を作ってくれた野遊び子育ての仲間たち、
「どこに行っても大丈夫よ!」と激励してくれた、地域の人生の先輩方。

この10年で、本当に大切な、宝物のような時間を過ごし、心の通じ合う人たちと出会えたこと。
幸せで、感謝の気持ちでいっぱいです。

*****

しばらくは、たぶんバタバタと時が過ぎていく。
落ち着くまでは、またnote更新も難しそうだし、noteを始めた当初から状況も変わって、書く目的も変わってくるはず。

でもやっぱり書くことは好きだし、このまま続けていくか、心機一転新たなページでやっていくかわからないけど、
また新生活が落ち着いたら、何かしら発信したり、記録したりすることを考えてみようと思います。

それでは。いざ、次のステージへ。行ってきます!

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