見出し画像

「対面での交流」と「偶然の出会い」が全然できていない。

昨年末、10841 KYOTO RE-UNION が立ち上がった。話を聞いてみると、国内のコロナ感染者数が高止まりをしているも、感染対策をした新しい生活習慣が少しずつ浸透している時期(12月中旬)に開催された「ダベルオープンデイ」からスタートしたらしい... そして、年末年始の人の動きも影響したのだろうか感染者数はさらに増えて、緊急事態宣言が関東で発出、そして京都も含めた関西でも追加発出された。

「10841 KYOTO RE-UNION」から派生したプログラム「ダベモン」に僕が関わり始めたのは12月24日だっただろうか、主たる発起人である井口さん、岸本さんから資料をもらって、話を聞いてから下書きの状態から公開して、継続的に更新していたのが下記のnoteになる。


何をしたいのか、何をしたのか。

僕は普段、その肩書きを公にすることなく、いくつかの組織やクライアントと共に何かしらの運営に関わっている。その多くは裏方でのサポートということもあって、何をしているのか顕になっておらず説明することも容易でない。そんなこともあるので、毎年、ザクッとだけど一年を振り返ってまとめることがある。(2020年のふりかえり

対価としての金銭の有無を区分として考えてみたが、その境界が曖昧になっていることに気が付く。

その中で「対価」について少し書き残しているんだけれど、今回の話を伺った時も、金銭による対価の話はしておらず、発起人が何がしたいのか、何に悩んでいるのかを聞くことで、僕が関われること、その組織で僕が有益に働くことは何かを提示しつつ、実際に行動に移していくことになる。今、振り返ると、企画の開催日が1月16日・17日ということもあって、年末年始のお休みを考慮すると、14日間ほどしか動く時間がないことから、組織メンバーのみが閲覧していた企画書を読み、話を聞く中で、参加者を集めながら、企画の枠組みを具体化して精度を上げていった流れだろう。

メンバーには口に出して伝えていたが、大枠が見えてくると、僕の役目は基本的に終わったと思っていた。実際には裏方として行うことはたくさんあるんだけれど、すでに蹴り出したボールはゴールに入っている。言い換えると、台本がまとまったら舞台は演者とスタッフが公演するということにも似ている。

2020年12月30日、企画の演者である「ダベモン(Dabel monster)」と呼ばれる対象者を友人からピックアップし、Messengerに投げかける。すぐに前向きな返事をいただいたので、電話(Messenger音声)で詳細を説明。
2021年1月1日の元日に進行テンプレを仕上げ、三が日は寝正月。1月5日、ダベモンの条件にあった音声アプリ(Dabel)を使っていただくサポート。ゲーム感をより演出ためのアバター作成のサポート。そして進行のプリセットを編集しつつ、当日を迎える。


今回の企画の根には「対面で人と接して交流する」があったが、学生も含まれた組織だと無意味に大学名などが紐づくこともあって、社会規範も考慮し、対面での交流を断念して、当日、コンテンツ(駄弁る/マッチング)の多くはZoomでの交流と副音声としてのDabelという構成となる。結果としては想定内の面白さで終わった感は否めず、個々のコンテンツはそれぞれに面白みもあり、参加者にとっても有益であったような声も聞いているんだけれど、運営のポジションから見ると正直言ってかなり物足りない♪

....「対面での交流」と「偶然の出会い」が全然できていない。

2019年までの常識は戻らない、コロナと共に生きる生活様式は始まったばかりと言われているけれど、今できること、明日できることって、何も変わってないんだよ。思ったら吉日だわー

さて、次は何しようか...

<冒頭写真は10841 KYOTO RE-UNION にて、偶発的に多くのダベモンが発生したスポット♪>


【紹介したダベモン】 片木 孝治:カタギ(Katagi) / キャンプダベモン.004

2020年12月30日に声がけをする。大学の先輩である片木孝治さんは卒業してから初めて面識を持てた人。建築から街づくり、いわばハードからソフトへ活動領域を移行されており、初めてお会いした当時は建築家としてもいろいろ実績を残されていたんだけれど、その10年後ぐらいだろうか、再び出会った時は河和田湖アートキャンプの総合ディレクターをされていた。

タイミング的に進行テンプレを作る際のモデルとなっていただいたんだけれど、学生を交えたコトづくりは日常的にされていることもあってかこちらの不手際でも全く動じず、感謝感謝です。当日も片木さんのプログラムの一つのような流れになって、その学生さんと一緒にコトを起こすかも知れないということで終了時間となった。今後、どうなるのかとっても楽しみですー。

ちなみに片木さんにDabelの使い方をレクチャーしていた際、自分がやりたかったことで便利に使えそうって言われていたので、ふらっとDabelで再会できるかと思いますよー


【紹介したダベモン】 わたべ みか:ベリーサン(mika watabe) / ベリーベリーダベモン.021

2021年1月9日に声がけをする。ダベモン企画ではプレイヤーとなる学生の方が自分が会いたい職種などを提示するような「ギルドの仕事依頼版」のような仕組みがあって、その1人が「農家や人が集まる場所づくりをしている人に会いたい!」となっていたので、調整フェーズに加えてみたんだけれど、お互いの日程が合わずその学生さんは流れる。ダベモンとして登録はしたので、すぐに他の方から手が上がる(まぁまぁ知名度もあるからね♪)。

渡部美佳さんとは20年ぐらい前に友人を通じて出会ったんだけれど、当時はまだアパレルの仕事をしていた頃だったかと思う。彼女の直向きな心の在り方は、いつも気持ち良く。今回は大学生だけでなく、高校生もプレイヤーとして参加されていたんだけれど、かなり特別な時間になったに違いない!最高や!


#dabel #SXSW #10841kyoto #ダベモン #おしゃべり


この記事が参加している募集

#この街がすき

43,693件

僕のnoteは自分自身の備忘録としての側面が強いですが、もしも誰かの役にたって、そのアクションの一つとしてサポートがあるなら、ただただ感謝です。