シャニマス 「錯覚・darling」の話

まだ再開したばかりで強い刺激を受けると怖くなってしまうので、安心できるストーリーを読みたくて園田智代子さんをプロデュースしました。

例によって一部のコミュしか読んでいない、かつイベントもあまり追えていないプレイヤーの感想なので史実と違うことを言っていても許してください。

智代子さんは育ちがかなり良いなあと思う。
実家が裕福とか英才教育とかそういう話ではなく、素敵な家庭で真っ当に愛されて育ったんだろうな、と思う。

 

蕪蒸しなんて、母親が作るような家庭で育たないと女子高校生の口から出てこなくない?

母の得意料理が鯖の味噌煮というのも絶妙なライン。
「味噌という調味料はうますぎる」とラーメン発見伝でも言及されていたとおり(蛇足)、味噌を使えば大抵の料理は誰でもそれなりのものが出来上がるが、実は丁寧な魚の下処理や味付けの機微などが要求されるので、料理がかなりできる部類の人でも「得意」とはなかなか言いづらい料理である。

「父」はきっと元から鯖の味噌煮が好きだったというよりも、お母様の味噌煮に胃袋を掴まれたから好物なんじゃないかな…とかいう邪推。
和食が得意な母親、いい家庭だ。

これは私がずっと言っていることなんだけど、私が智代子さんの一番好きなところは、常に「楽しい提案」をしてくれるところ。
お菓子ひとつとっても普通に食べることもできるのに、「これをしながら食べようよ」「こうやってやればもっと美味しいよ!」とか、周りに楽しさを振り撒くのはいつだって智代子さんなのだ。

それはきっと、この愛に溢れた家庭で、平凡ながら優しい両親、特に料理が得意な母親によって育まれた感性なんだと納得させられる。
美味しいお菓子を手作りしてくれたお母さんが、「じゃあ美味しいココアを淹れるから、この絵本を読みながら食べましょうね」とか言ってくれるんだと思う。
あらゆるものを常に最善の楽しみ方で享受しようとする。
そんなポジティブな「普通こそが個性」に対するアンサー、ありますか?否、ない。(反語)

おわり


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