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八方塞がりのときには。

今日は、3/8国際女性デーにちなんで、DearGirls!
「あなたが変われば、世界は動く。」という話をしたいと思います。
それが、八方塞がりのときであっても。
そうするっきゃない、時のために。

いつもは、「そうだよね。」と寄り添うのがわたしのスタンスです。
ただし、今日は、ちょっと違うのです。

『自分次第で、世界は動き出し、事態は変えることができる。』をテーマ にしたいと思いました。自分にも向けて。

少しニコッとするくらいでもいいから、泣きっ面でもいいから、笑顔を作ってみよぅ。
そして、あと1つ必要なのものは勇気だ!
ということを、エリーの物語を通じて、ここに表現してみたいと思います。

物語の舞台は、青空の下の広々としたお花畑です。

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主人公は、みつばちエリー。快活な女の子です。
エリーの両親は、共働き。
両親は、エリーや弟のロンのために、せっせと蜜を集めています。
エリーは学校が大好きで、成績も優秀。
それに比べて、ロンは病気がちで、気も弱い。
そんなロンを、いつも両親は心配しています。
エリーは、心配かけないようにと、いつも笑顔で、ロンにも優しく、
家の手伝いも率先してやります。

エリーは『手のかからない子』と言われるものの、
本当はもっとかまってほしい。でもそんなこと言えませんでした。

そんなエリーは隣町の大学に行くことにしました。
そこには、知らない世界が広がっていました。
新しい価値観にわくわくします。
そこで出会った一つ上の先輩のジョンは、いつも聡明な憧れの人。
エリーはジョンと結婚します。

エリーは、家事を頑張り、7人の子どもたちの育児にも精を出しました。
親が不在がちだったエリーは、反面教師のように、
子どもたちのそばにたっぷり居てあげようと思うのです。
無償の愛を与えたい、と張り切るのでした。
夫のジョンはそんなエリーに任せっきりで、ありがとうもありません。
子どもたちは自分たちのことばかりで、これまたありがとうがありません。

ふと、エリーは思うのでした。

私は何のために生きているの?
こんなに頑張っているのに、誰もありがとうも言ってくれない。

悲しみと怒りが爆発します。
しかし、周囲はエリーをおかしくなったと言うばかり。

誰も分かってくれません。
両親も、ジョンも、7人の子どもたちも、思うようにはなりません。

こんなエリー、どうしたらいいでしょう。
八方塞がりです。

街の長老バアヤのもとを訪れることにしました。

バアヤは、エリーの積もる話を聴いたあとに、こう言いました。
「大変だったね、エリーはもう十分に頑張っているょ。」
そして、ぎゅっと抱きしめてくれました。

エリーはずっとほしかった温かさを、胸いっぱいに詰め込みました。
ほろっと涙と笑顔を浮かべながら。

それから、バアヤは言いました。
これからどうするかい?

2人は、話し合います。
エリーの真の望みはなにか。
「みんなに愛されたい。楽しく、笑顔で暮らしたい。」そこのはずでした。
単に、ありがとう。という目の前の言葉がほしい、というわけではなく、
わかり合って、笑い合っていたい自分を知りました。

周囲に期待するだけでは、前進できない。
自分が変われば、世界は動き出す。

そこで、
エリーが一番言ってほしいと思っていた「ありがとう」を、
エリーから言うことを企てました。

だめなら、逃げ出したって、抜け出したっていいけど、
まずはやってみよう、という作戦でした。
そして、『必ずうまくいく!』というおまじないを掛けてもらいました。

その日の晩のこと。

「みんな、、いつもありがとう。」
そして、一つ間を置いてから、、
「文句じゃなくてね、みんなにもありがとうって言ってほしかったのょ。」

エリーはみんなにそう話しました。
とてもとても勇気が必要で、小さな声になりました。

すると、みんなはハッとした表情でエリーを見るのです。
どうしたんだろう、エリー。大丈夫?

ここからが、エリーとみんなの再出発。
事態を打破したのは、エリー自身。

自らのマインドセットを変え、自ら動いてみました。
それは、周囲に影響を及ぼしました。

エリーは『勇気を出すこと』を、手に入れたのです。

とさ。

おしまい。

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