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サギョウ先生の認定作業療法士挑戦記
どうもサギョウ先生です!
ここでは、僕(サギョウ先生)が認定作業療法士(認定OT)を目指して、認定OTになるまでの道のりをお話していきます🏃♂️
ちなみにこの記事を書いているR6.4月現在の僕の進行状況は申請中(結果待ち)となっています🫡
(少しでも早く共有したいので、記事が完成していない時点でもアップしていきます🫣)
進展がありしだい追記していきますので、ぜひ定期的に見に来てください😉✨
ちなみにここに書いてある内容は、僕の意見がメインですので、しっかりとした内容は日本作業療法士協会HPを参照してください⬇️
それでは以下の内容で進めていきますね!
必要なところだけ読んでいってください🙇♂️
その前にサギョウ先生って誰?
僕のことを知らない人も多いかと思いますので、少しだけ自己紹介です🦍
既に僕のことを知っている方は、次の見出しに飛んでください🙇♂️
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Re:Gakusyaとは⬇️
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認定作業療法士ってなに?
さて、ここからが本題です!
正確な認定OTの定義等々は協会HPに譲るとして、ココでは僕が思う認定OTについて紹介します‼️
結論から言うと
『認定OT=バイタリティの可視化』
今後僕の考えが変わるかもしれませんが、とりあえず今の僕の結論はこれです!
正直、認定OTになったとしても、給料が上がる職場は限られているかと思います💦
なんなら研修費用や発表費用などの審査申請をするまでにかかるお金(こちらは後ほどまとめます!)や5年毎に申請が必要なことを考えると、メリットは少ないかもです。。。😳
さらに、認定OTはその他のリハ職の認定○○とは意味合いも異なり、スペシャリストではなくジェネラリストになるようなイメージです‼️
つまり、「○○に特化したOT」という強みもあまりないと感じます🥹
え?じゃあ何がメリットなん?
って思いますよね😂
僕もそう思っていたので、初めはなろうと思っていませんでした😅(目指した理由は次項で!)
ちなみに認定OTの割合は全体の0.1%程度(全国に約1500人)と言われており、あまりメリットを感じていない人も多いのかなと思います。。。😇
ただ、思ったんです!
こんなに申請するまでに時間もお金もかかるし、給料が上がるわけでもない認定OTになる人って「めちゃくちゃバイタリティに溢れてね!?」って‼️
そか!!!!
こんな大変な認定OTをとるってことは「僕頑張れる人だよ!やる気あるよー!」を証明(可視化)できるやん!!!!!
「頑張った」とかは自分では分かるけど、残念ながら、他人からは本当に頑張れる人なのかは分かりません。(頑張りの定義も人によって違いますし、、、)
もちろん、頑張ったから給料が上がるとも言えませんが。。。
ただ、僕がもし今後会社を経営するなら、頑張れる人(他人がやらないことをやれる人)を雇いたいし、頑張れる人が報われる医療業界であって欲しい🔥
そんなこんなで長くなりましたが
僕なりの結論としては、頑張りが評価される世界に飛び込みたい人の武器(可視化できるもの)の1つとして認定OTがあるのかなと思っております🫡
認定作業療法士を目指した理由
さて、僕が認定OTを目指した理由について改めて考えてみようと思います🤔
理由は大きく3つありまして
武器が欲しかった
専門OTに脳血管障害ができた
認定OTがどんなものなのか知りたかった
武器が欲しかった
まずは純粋に武器(頑張りの可視化)が欲しかったからです!
ありがたいことにInstagramやYouTubeで情報発信を初めてから、少しずつフォロワーさんが増え、セミナーの依頼を頂く機会も増えてきました🥹(本当にありがとうございます😭)
また、現実でも外部講師や県士会活動をしていたことからも近隣の施設から勉強会講師のお声をかけて頂くことが増えました✨
本当に感謝しかありません😭✨
ただ、お声をかけて頂いけるようになったからこそ「僕の話を聞いてくれる人に安心して欲しい」そして「あの人の話なら聞いてもいいか」と思って欲しい!
そのためにはやっぱり、パッと見てわかる「あ、あいつちゃんとしてる奴やん🤔」が欲しかったわけです!!!
こうん感じで『認定OTに俺はなる!』と僕の中のル○ィが騒ぎ出したわけです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨
専門OTに脳血管障害ができた
本題に入る前に専門OTについて簡単に解説します⬇️
OTには専門OTという制度がありまして、認定OTがジェネラリストであるのに対して、専門OTはスペシャリストとなります!
専門OTは各領域の専門性を高めたOTを意味していて、認定OTを取得している人にのみ専門OTを取得する資格があります!
つまり!
認定OTの上位交換の専門OTになるには、まずは認定OTにならないといけないということです✍️
さて、本題に戻りまして、実は僕にとってはこれも大きくて、ご存知の通り僕は脳卒中リハが大好きです‼️
休みの日は12時間くらいぶっ通しで勉強して、参考書も月2万円は買うくらいに大好きです‼️
先にも言いましたが、認定OTはジェネラリストを目指す内容になっており、何かに特化したOTの証明はできません。。。
なら専門OTまでとるっきゃない!!!
と思ったのですが今までは専門OTの領域に脳卒中リハがなかったんです。。。( ºωº )
高次脳機能障害の専門OTはありましたが、僕は脳卒中リハ全体が好きなので高次脳機能障害だけに絞りたくはありませんでした(わがまま)😂
脳卒中リハの専門OTがないなら認定OTをとったとしても「それ以上がないし、なる必要がないな」と感じてしまいました。。。
でも、数年前についに脳血管障害の専門OTが誕生!!!
それを知った僕は、『これなら認定OTになって、脳血管障害の専門OTを目指したい』という気持ちが芽生えたのです🔥
認定OTがどんなものなのか知りたかった
ここに関しては完全に興味でして、認定OTになったらどんなメリットとがあるのかを知りたかったからです!
調べるとOT協会HPに認定OTとはなんぞや?とは書いてありますが、『具体的にどんなメリットがあるの?なるとなにかできることとかあるの?』と思いました🤔
そして、そもそもOT全体の0.1%くらいしかいない認定OTになるのにはどれくらい大変なんだろ😳!?
そんなことを思っていると僕の好奇心が騒いでしまったのです😂
そんなこんなで、認定OTを知るなら認定OTになるしかない!と決意し、今に至るわけです🫡
僕が思う認定作業療法士のメリット
この項目は、僕が認定OTになってから追記したいと思います‼️
認定OTになる前に僕が感じたメリットは、前項の『認定OTを目指した理由』で解説しています✨
認定作業療法士への道
認定作業療法士になるにはいくつかの課題をクリアしていかなといけません!
詳しくは日本作業療法士協会の『認定作業療法士の申請および更新に関する手続き等』をご一読ください⬇️
条件
年数に関する条件
・作業療法士の免許を有する
・日本作業療法士協会正会員(通算5年以上)
・都道府県作業療法士会正会員
・臨床実践経験が通算5年以上
研修や実践に関する条件
・生涯教育制度基礎研修修了かつ有効期限内
・認定作業療法士共通研修(研究法・管理運営)
・認定作業療法士選択研修2講座
・臨床実習指導者研修修了
・事例報告(以下にまとめます)
簡単にまとめると☝️
日本作業療法士協会・都道府県作業療法士会に加入していて、経験年数が5年以上のOTが対象
ということです‼️
この年数に加えて、クリアしないといけない課題がいくつかあります!
それが以下の5つです👇🏻
基礎研修
共通研修
選択研修
臨床実習指導者研修
事例報告
特に分かりにくいところは「事例報告」のところになると思います🤔
いくつかのパターンがあるので余計ややこしい💦
以下に分かりやすく説明しますね👇🏻
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138741702/picture_pc_ab5b599fcffc3f78c22f1f432f6d9866.png?width=1200)
大きく2パターンに別れます!
・パターン1
事例報告登録制度で申請する
(以前は最低1事例は必須でした)
・パターン2
事例報告登録制度なしで申請する
(僕はこのパターンです!)
基本的な考え方としては、基本は事例報告登録制度3事例になっていて、事例報告登録制度の代替策として、様々な方法があるという感じです‼️
⬇️代替策の例⬇️
臨床実践能力試験
▶︎いわゆるテストですね臨床実践報告5例
▶︎認定OTの協力が必要です他団体、SIGの資格認定
図2のいずれか
▶︎オススメは県学会での発表です!
1~3はどれか1つでしか代替できません!
つまり、1と2と3で事例報告登録制度3事例の代わりにはならないというです😅(図1)
あくまでも事例報告登録制度1事例分の代替がどれか1つだけできるという感じですね‼️
4は以下の図2の中に当てはまっているものが2つあれば、事例報告登録制度2事例分まで代替できます☝️
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/138743510/picture_pc_d224e402c1a2f0e403c380576858d179.png?width=1200)
日本作業療法士学会や都道府県作業療法士会発行の学術誌と記載がありますので、県学会などで発表して、抄録が学会誌に載っていれば対象となります‼️
まとめると👇🏻
基本は事例報告登録制度3事例での申請(パターン1)になりますが、代替策ができたことにより、事例報告登録制度を用いなくても申請できる(パターン2)ようになった︎👍🏻 ̖́-
例)パターン2の場合
臨床実践報告5例+県学会発表2回
臨床実践能力試験+論文投稿2本
ここまでの解説を理解するのにめちゃくちゃ苦労したので、皆さんの参考になれば嬉しいです🙇♂️
認定作業療法士になるまでにかかる費用
さて、申請方法の次に気になるのが費用ですよね💰
申請する方法や都道府県によって変動はありますので、参考程度にしてください🙇♂️
(振込手数料などは除いた金額です)
基礎研修=15,000円+α
・研修費
現職者共通研修(2回) 3,000円~×2
現職者選択研修 (2回)3,000円~×2
・学会発表費 3,000円~
・ポイント取得のための研修費 +α
(残りの基礎ポイントを取得する分になるので、
人 によって大きく異なります。)
認定OT研修=33,000円~
・共通研修 2回 8,000円×2
・選択研修 2回 8,000円×2
・臨床実習指導者研修 1,000円~
(受講するのが県士会か中央かでも異なります)
事例報告=3,000円~数万円
・県学会発表 3,000円~
・日本作業療法士学会 13,000円~
・論文投稿 数万円~
審査申請料=5,000円
維持費(最低年数で計算)=95,000円
・都道府県士会 年会費 7,000円±3,000円 ×5年
・日本作業療法士協会 年会費12,000円×5年
つまり!!!!
合計(最低でも)
150,000円+αになります‼️
今回記載した金額は、都道府県や参加した研修、申請する報告などによって大きく異なりますが、最低でもこれくらいはかかると言うことです😅
ここまでの苦労話
ここでは僕の苦労話を共有させて頂きます🫡
よりリアルな話なので参考になるかと思います😊
近くに認定OTが居ない
初めにもお話しましたが、認定OTは全体の0.1%程度しかいません、、、
なので経験している人が恐ろしく少なくて「どうやったら認定OTになれるのか?」の相談が出来なかったんです😭
しかも、ようやく認定OTを見つけたとしても、かなり前に取得していて申請方法がそもそも違かったり、最近取得していても事例報告の手段が違かったりしてなかなか参考になる人がいなかったんです🥺(だからこのnoteを書こうと思ったんですが)
日本作業療法士協会HP⬇️で自分の都道府県に認定OTが何名いるかなどを一覧で確認できるので、もし近くにいたら、その認定OTにアタックするべきです🏃♂️💨
事例報告登録制度の代替を臨床実践報告5例にする場合には、認定OTの指導&サインが必要になるので、よりコンタクトがとれる認定OTは見つけておくべきかと思います😤
もし近くにコンタクトがとれる認定OTがいない場合には、事例報告登録制度か臨床実践能力試験で申請するのがベターかと思います‼️
費用の問題
前項でもお話したように、申請までで結構お金がかかってきます𓂃 💸
特に認定OTの研修では8,000円×4回で32,000円です😳
なかなかですよね😂
それ以外にも維持費(年会費)や学会参加費、論文投稿費、受験費、勉強会参加費など諸々かかってしまいます、、、
なのに認定OTになっても給料には反映しないときたら、それだけで取ろうと思う人は減るはずです😭
ある意味、振るいにかけられているのかもしれませんが、何とか乗り越えないといけない問題ですね😅
同意書の問題
ここは本当に躓いたところです!!!!
特に臨床実践報告5例で代替しようと考えている方は、絶対に読んでください!!!!
臨床実践報告を作成するにあたって書式があります☝️(以下のHPを参考にしてください)
臨床実践報告を作成するに際に、各事例ごとに以下のような同意書が必要になります!
この同意書はなんと直筆サインが必要なんです!!!!
つまり少し前に担当した事例で作成したとしても同意書にサインを貰えない場合、登録することはできないんです😭💦
僕は数事例書いてからこのことに気づいてしまい、コンタクトがとれる事例で全て書き直しました😇
いくら書きたい事例がいても、その方とコンタクトが取れない場合は諦めて、今でもコンタクトがとれる事例で作成してください‼️
加えて、さらに認定OTサインも必要になるので、できればリアルに会える認定OTに査読してもらうことをオススメします‼️(郵送でも可能ですが)
審査待ちの僕
ここまで記載してきた試練を乗り越えて、なんとか審査申請書類を郵送しました😂
ただ!!!!
知り合いの認定OTに聞いたところ
結果が出るのは約半年後とのこと🙄
気長に待ちたいと思います、、、
進展がありましたら、また更新しますね🙇♂️
最後まで読んでくださりありがとうございました🥹
少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです✨
分からないところがありましたから、お気軽にコメントください‼️
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