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読書感想文

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#宮沢賢治

宮沢賢治『よだかの星』を読んで。

宮沢賢治『よだかの星』を読んで。

理不尽に辛い、苦しいことってありますよね、誰にでも
結局よだかは報われたのだろうか?

この話を読んで私が1番気になったのが「川蝉」と「蜂雀」の存在です。
唐突に別れを告げられた川蝉。
蜂雀に関しては直接会うこともなく、
「はちすずめへ、あとでよろしく云ってやって呉れ」と川蝉に言うだけ。

よだかの味方である彼らが支えてあげれば、
よだかがもっと彼らを頼れば、
もっと違ったストーリーがあったりした

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