将棋ほりっく終了の件

昨日の将棋ほりっく第179回配信において、3年半にも渡り続いたVとしては最長寿クラスである本番組を年内で終了することを発表した。
理由は配信内でも色々と語ったが、ひとえに現状と配信者とのミスマッチが大きくなってきたということである。
発案者である元Vtuberさんへのリスペクトで一生懸命みんなの協力を得て続けてきたが、番組の主旨を考えても既に役目は終了しており、どこで区切りをつけるか悩んでいた。諸々の状況を踏まえて、ここが一番良さそうなタイミングと思い決断したところである。

さて、番組内で一つ提案をした。
誰かV棋戦をコンテンツとして扱わないか、というものだ。
この提案はあくまで私個人のものでV棋戦運営だからとかそういうのは関係ない。

ほりっくでV棋界ニュースを伝えていたが、そこが放り出される。
ただでさえ各棋戦は走り続けてとっ散らかっている状況で、そこを俯瞰で見ることは難しい。もちろん俯瞰で見ることの需要は、実はそこまで大きいわけではないのでは?とも思っているが、せっかくコンテンツがあるのに誰も使わないのは勿体なくないかな?という考えが私の中に湧いてきた。
勝手に使って自由に活動のダシにしてもらいたいのだ。

これについては棋戦運営が舵を切ってやってしまっても良いのだが、それでいくと「ここはあれあれ」「そこはこれこれ」と指示を出すことになり、せかっく手を上げてくれた人の個性を潰すし、そもそもそれで出来上がったものが番組として面白いのか?という疑問がある。
昨晩は「やりたい人がいれば運営の誰かにでも連絡してくれたら…」のようなことを言った気がするが、正直連絡もなく始めてくれるくらいでも良いと思う。もちろん色んな所と連携したほうが情報等は集めやすくなるので、そこはその人のバランス感覚だが。それに一人で全部やるのは相当な能力が必要だろう。一緒にやる仲間とかがいると良いのかもね。

もっとエンタメに振った番組が出来ると面白いなと思う。ただただ情報を伝達するんじゃ多分すぐに本人がしんどくなる。V将棋界をエンタメとして昇華できる、ストーリーを作れる、それをリスナーと共有していく感覚がこれからは求められそうな感じがするね。

無理にV棋戦を全部追わなくったっていい、毎週やらなくったっていい、ふざけたトピックでもいい(外にも中にも敵を作らないで欲しいけどw)。
ただ放り投げられたコンテンツを誰か拾って面白くしてくんないか、というふざけた提案なのだ。

私は配信の場に向こう一年ほぼ立てないという無責任な立場だ。
自分で番組を畳んで勝手に風呂敷を拡げている。
だからこの提案の結果、何も始まらなくても、それは別の魅力的なものがあるからで、それが悪い事じゃないとも考えている。

まあね、
ここまで書いておいてあれだけど、数か月後とかに結局運営が舵を切り出しても怒らないでほしいw

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