【ご意見募集】どうすれば特養の需給のミスマッチを解消できるか
高齢者の増加に伴って特別養護老人ホームの待機者数は高水準で推移しています。自治体はニーズに応えようと特養施設の拡充を急いでいますが、民間の有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅との競合、介護人材の不足などが要因となり、既存施設でも多くの空きベッドが存在しています。12月16日には本紙1面や日経電子版に掲載した調査報道シリーズ「漂流する社会保障」の記事で、首都圏では待機者の1割に相当する6000人分のベッドが空いている実態を明らかにしました。こうした特養の需給のミスマッチをどの