パン窯づくり
先月の17日より、いよいよ、パン窯のドームづくりにさしかかりました!
パンの焼床となる、煉瓦敷き詰め。
入口アーチの作成。
島内の許可のおりた山から砂を運び出し、
焼成場の型となる砂山をつくり、
ドーム部分となる赤土を、島には少ないので、島外から1トン仕入れ、
砂、耐火セメントやら準備は完了。
(言葉ではつくりは伝えにくいですね!)
濡れた新聞紙を2.3重、砂山に貼付け。
しっかり濡らす。
ここで良かったのが、すでに土窯は2回作っているので、大体ポイントが分かっているということ。。
ただ、こんなに大きい窯は初めてなので、本当に完成後、すぐ崩れないかは心配です。🥴
赤土、砂、まずは耐火セメントを混ぜて、しっかり練ったものを団子にし、
その濡れた新聞紙に貼り付けていきます。
味噌作るように、できるだけたたきつけて空気をぬきます。
たたきつけて約3cmくらいの厚みにして、これを7層繰り返します。
最低20cmはほしいところです。
はじめはお金をかけて煉瓦づくりのフランス窯にしようか、とも悩みましたが、、
まだ自分には早いなと。
まずはこうして自分の手で捏ねて造りあげる窯で、納得できるパンを焼いてみたいという気持ちとなりました。
不思議とこの作業、結構しんどいものもあるけれど、嫌にならない。厚みが増すにつれて、崩れないかの不安よりも、愛しさがでてきました。
基本はこつこつ1人マイペースにやってはいますが、
時間作って手伝ってくれる中村さんや
ふらっとやってきて、島に移住するか悩みながら滞在し続けているたけちゃん、
3度も手伝いに率先してきていただいた真野ちゃん、
ご縁をいただいた尾道のゲストハウスの方々。
安芸高田の方からも来ていただけるそうな。。
色んな方に触って、創り上げてもらえる窯ってなんて素敵なんだろう、とわくわくしています。
全部で7層。
1人だと丸3日でやっと1層くらい。
おかげさまでのこり1層となりました。
ここから乾かして、中の型となっていた砂山をとりだすと、土たちで造ったまドーム部分が残るはず。
どうか、うまくいきますように。。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?