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ポウルセン 「移籍を考えたことはない」

シックの加入により、今季は厳しいポジション争いに直面しているポウルセン。
後半にジョーカーとして途中出場することが多くなっている。

4月にはクラブに移籍志願をしたとも報じられ、移籍の可能性が噂されていた。
しかし、ポウルセン自身がこれを否定している。
「これからの8試合で、どのような状況になろうとも、僕は移籍をしたいと思わない。いったいどこから、こんな話で出てきたのか、僕には検討もつかないよ。誰からもそんなことを聞かれてもいない。クラブ内でも誰に対しても、僕がそんなことを願い出たなんてことは一切ない。移籍のことなんて、1秒たりとも考えたこともない」と語っている。

ポウルセンはバックアッパーから脱却するため、コロナ危機による中断中はトレーニングの強度を上げ、再び自分をアピールしていた。
「僕には、このままではいけないという野心が十分にある。この状況を変えるためには、何かをしなければならないと思っていた。それに言葉は必要ない。話し合いもないよ」とコメントしている。

ポウルセンのこれらの努力は明らかに実を結んでいる。
再開初戦のフライブルク戦ではスタメン出場し、1-1の引き分けに持ち込む貴重な同点ゴールを決めたからだ。

ナーゲルスマン監督も、ポウルセンのこの発言を喜んでいる。

ナーゲルスマン監督のコメント

「『契約したクラブで働き続けたい』と選手が告白するのは良いことだと思う。それは、クラブに忠誠心があること、彼がアクセルを踏んで自分の道を歩もうとしていることを理解している時だ」
「彼は常に自分のクオリティを十分に発揮していたわけではない。彼はボールを扱うときにはもっと安定していなければならない。(中断期間を利用して)彼は今、好調をキープしており、穴(スランプ)から抜け出している」

【Source】5月22日、Kicker

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