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レヴィアダービー前のチーム状況

ブンデス再開を目前に控え、『Bild』が各チームに関する情報を3つの観点からまとめている。

ドルトムント

①どのようにトレーニングを再開した?
ドルトムントは水曜日(6日)から再びチームトレーニングを行っている。
これまでは2人1組、次に6人1組、最後に8人1組でトレーニングを行っていた。
ドルトムントではすべてがスムーズに進み、今のところコロナの陽性反応は出ていない。

②現時点での最大の懸念事項は?
ドルトムントは4選手を欠いて再開を迎える恐れがある。ロイス(筋肉)とザガドゥ(左膝靭帯)に加え、中盤の要であるビツェルとエムレ ジャンも今週のトレーニングで負傷。どちらも筋繊維断裂の疑いがあるという。もし間に合わなければ、長期離脱から復帰したディレイニーとブラントがおそらく代役を務める。

③再開までの準備は?
ドルトムントはホテル「ラリベ」で隔離キャンプを過ごす。
2017年4月11日、CL準々決勝モナコ戦でドルトムントのチームバスが爆弾で襲撃された際に選手たちが泊まっていたのがこのホテルだ。
チームは土曜日(9日)からこのホテルに滞在し、ダービーに向けて準備を進めている。

④今後のプラス面とマイナス面は?
最大のプラスは、優勝を争うバイエルンとライプツィヒとの試合を残していること。
最大のマイナスは、特にシャルケとのダービーやバイエルンとのデアクラシカーでは、無観客試合は大きなデメリットとなる。8万人のファンが作り出すジグナル イドゥナ パルクの雰囲気は失われる。
加えて、33節ライプツィヒとの直接対決はアウェイゲームだ。

シャルケ

①どのようにトレーニングを再開した?
4月初めからピッチ上でのトレーニングを行い、5月7日(木)にチームトレーニングを再開。

②現時点での最大の懸念事項は?
バーグナー監督は再開前に、後半戦8試合でわずか4ゴールという得点力不足を解決しなければならない。

③再開までの準備は?
選手と監督を含めたコーチ陣は10日(日)から約1週間、4つ星ホテル「コートヤード」で合宿。
アドバンテージは、このホテルはクラブ敷地のすぐそばにあり、練習場やロッカールーム、スタジアムから徒歩数分で行ける。
ダービー終了後、選手たちは自宅に戻る。

④今後のプラス面とマイナス面は?
最大のプラスは、リハビリ中のオザン カバク(腰椎損傷)、スタンブリ(右足足根骨骨折)、マスカレル(筋肉)以外の選手は全員フィットしている。
負傷していたゼルダー(つま先骨折)、サネ(左膝外側半月板損傷)、カリジューリ(左膝内側側副靭帯)、フアン ミランダ(ふくらはぎ)の復帰はチームに希望を与えている。
シャルケにマイナス面はない。中断前(7試合勝ちなし)よりも悪くなることはほとんどないだろう。


【Source】5月10日、Bild



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