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ゼルダーの復帰でアリが解放される

魔法のような好スタートを切った前半戦(6得点/4アシスト)から一転、後半戦はここまでノーゴールと不調に陥っているアリ。
パフォーマンスが低下した理由の1つに、ゼルダーの離脱が挙げられる。
ゼルダーの離脱により、アリは時々より深い位置でのプレーを余儀なくされ、10番としてゴールを決める役割を果たせなくなったのだ。

しかし、土曜日のドルトムントとのダービーでは、ようやく守備のタスクから解放され、攻撃に集中することができる。
コロナ危機の中断によって、ゼルダーがつま先骨折から復帰したからだ。

バーグナー監督はアリに自由を与え、ゼルダーはアリを解放する。
アリとゼルダーは、お互いを理解し合っている。
ゼルダーは今季ブンデスでここまで7ゴールを記録しているが、そのうち2ゴールはアリのアシストによるものだ。
ゼルダーは守備ではダーティーな仕事ができ、攻撃では自らスペースに走り込むこともできるし、アリのためにスペースを作ることもできる。
攻守の切り替えが速い試合では、ゼルダーはさらに重要な存在となる。

ブンデスで7試合勝ちなしという負のスパイラルを止めるために、シャルケは緊急に起爆剤を必要としている。
『Bild』は、「ゼルダーの復帰で魔法使いアリが復活する」と報じている。


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