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レヴィアダービーの主審はデニズ・アイテキン

デニズ・アイテキン氏が土曜日(16日)のレヴィアダービーの主審に任命された。

コロナウイルスの感染リスクを避けるため、ドイツサッカー連盟(DFB)は基本的にスタジアムの近くからのみ審判を任命することを決めていた。
これは、不必要な長旅を避ける狙いがある。
ブンデス再開後、審判は出身地域(州)ごとに担当が分けられ、その地域(州)の試合を担当することになる。
これまでの「レフェリーは出身地およびその周辺地域(州)以外の試合でなければ担当できない」という規定は緩和される。

しかし、今回ダービーの担当となったアイテキン主審は、ニュルンベルク近郊のオーバーアスバッハに住んでいる。
ドルトムントから約440キロも離れたところだ。

なぜアイテキン主審なのか?
12日付けの『Bild』が、その理由を説明している。

DFBは、ドルトムント対シャルケ戦をファンがいなくても爆発力の高い(危険な)試合と分類し、トップレフェリーを派遣したいと考えたという。
また、アイテキン主審は無観客試合で笛を吹いた経験を持っている。
ブンデスリーガ初の無観客試合となった3月11日の第21節延期分メンヘングラートバッハ2-1ケルン戦を担当したアイテキン主審は試合後、「何かが欠けていた。そしてその何かは明白であり非常に大きなものだと感じた。サッカーに重要な情熱は欠けていて、そしてこの状況は集中力を保つことを困難にする。サッカーはファンなしでは半分の価値もないものなのかもしれない」と語っていた。

記事によれば、アイテキン主審はすでに金曜日にレンタカーで現地に到着しており、副審とは別のホテルに宿泊している。
ドルトムントに向かう途中、2部ヤーンレーゲンスブルクでコロナ検査を受けたとのこと。

【Bild】5月16日、Bild

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