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ハーヴェルツの素顔

今夏の移籍市場での動きが注目されているドイツ代表MFカイ ハーヴェルツ。
英『ザ・サン』が、ハーヴェルツの生い立ちやプライベートを紹介している。

サッカー一家

アーヘンで警察官の父と弁護士の母の間に生まれたハーヴェルツには、サッカーの血が流れていた。

彼の父と祖父はともにアマチュアレベルでプレーしていた元選手で、実家から100メートルほど離れた場所にあるグラウンドで父や祖父とボールを蹴っていた。

4歳になる頃には、もう一人の祖父が会長を務めていた地元のチーム、アレマニア・マリアドルフに加入。

この時すでにハーヴェルツは並外れた才能を持っていたため、ずっと年上の少年たちと一緒にプレーしていた。

レバークーゼンに移籍

9歳で地元ケルンの大会に出場したハーヴェルツに、ブンデスリーガのスカウトが注目。
ケルンとメンヘングラートバッハも興味を持っていたが、最終的にハーヴェルツを射止めたのはレバークーゼンだった。
ハーヴェルツは11歳でレバークーゼンの下部組織に移籍。
ドイツで最も優れたユーストレーニングセンターを持つとされているレバークーゼンでトレーニングを積むと、ハーヴェルツはすぐに“Alleskönner(オールラウンダー)”というニックネームを得た。
15歳でレバークーゼンのU-17チームに昇格したハーヴェルツは、25年ぶりの国内ユースタイトル獲得に貢献した。

レコードブレーカー

2016年10月15日、歴史が作られた。
ブレーメンに1-2で敗れた試合で、まだ幼さが残るハーヴェルツが途中出場でブンデスデビューを果たしたのだ。
17歳126日という年齢は、当時のレバークーゼン史上最年少出場記録となった。
さらにハーヴェルツの進歩は続き、2018年にはブンデスリーガ史上最年少で通算50試合出場を達成した。

本格ブレイク

18年9月にドイツ代表デビューも果たし、ハーヴェルツは世界の舞台でも活躍した。
昨季のブンデスリーガでは17ゴール、公式戦では20ゴールを記録した。
リーグ戦でハーヴェルツよりも多くのゴールを決めたのは、バイエルンのロベルト レバンドフスキ(22ゴール)とドルトムントのパコ アルカセル(18ゴール)の2人だけだった。
ハーヴェルツにはプレミアリーグのビッグクラブだけでなく、バイエルン、レアル・マドリード、バルセロナなども興味を示している。
クラブとドイツ代表でチームメイトDFヨナタン ターは、「才能という点で、彼に限界はない。彼がハードワークを続けて、自分の栄光に慢心しなければ、彼は頂点に立つことができると思う」と語っている。

プライベート

ハーヴェルツは音楽を愛しており、熟練のピアニストでもある。
90分間のハードな試合後、自宅でクラシックや現代ヒット曲をピアノで弾いていることがよくあるという。
また、ハーヴェルツには長年のガールフレンドであるソフィアさんがいて、ハーヴェルツは定期的にSNSで彼女の話をしている。
ハーヴェルツは自分の成功については非常に謙虚であり、「僕はいつも地に足をつけているように育てられてきたんだ。傲慢さや横柄さは望ましい資質ではないということを両親から学んだんだ」と語っている。


【Source】6月9日、The Sun



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