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カードが増えたマンチェスターC

プレミアリーグも残り10試合となった。
今季のマンチェスターCは1試合平均のポゼッション率は 65 %を誇っているが、これは昨季よりも3%低い数字だ。

今季のチームは、ボールを持っていない状態でより多くの弱さを露呈している。

ペップ・グアルディオラは、自分のチームがボールを完全にコントロールできるようになることを夢見ている。
それがマンチェスターCがボールキープとボール奪回にこれほどまでに力を入れている理由であり、最高の状態にあった過去2季においても多くの不満があった理由でもある。

今季のマンチェスターCのイエローカード(44枚→51枚)とレッドカード(1枚→3枚)の枚数は、昨季トータルの数字をすでに上回っている。
第19節ウルブズ戦(●2-3)ではエデルソン、第25節トッテナム戦(●0-2)ではジンチェンコと、レッドカードを受けたことによって、マンチェスターCは大きな損害を被っている。

さらに、今季のマンチェスターCは、中盤の選手がイエローカードを受けるケースが増えている。
イエローカードの枚数に関しては、昨季はコンパニ(6枚)が最多であり、フェルナンジーニョ(5枚)が3枚以上受けた唯一の選手だった。

一方、今季はギュンドアンとロドリが最も多くの警告を受けており(7枚)、フェルナンジーニョが6枚、ベルナルド・シウバとスターリングが5枚となっている。
これは、過去2季においてフェルナンジーニョが一手に引き受けていた中盤の守備だが、彼なしでは破綻していることを示唆している。

【Source】3月31日、Manchester Evening News

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