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カルバハルを上回る数字を残すハキミ

ドルトムントでの最初のシーズンは良い働きを見せたDFハキミだが、2年目の今季はさらにそれ以上のパフォーマンスを発揮していることがデータでも証明されている。

レアル・マドリードの右サイドバックにはダニ・カルバハルが君臨していたため、ハキミは2018年夏に出場機会を求めてドルトムントに2年間のローン移籍。
ルシアン・ファブレ監督の下で鍛えられたハキミは、ドルトムントがシステムを3-4-3に切り替えてからは、右ウイングバックとして持ち前の攻撃力を最大限発揮している。
そして、今ではマイコン、ダニ・アウベス、マルセロ、ジョルディ・アルバ、キミッヒ、アレクサンダー=アーノルド、ラーム、カルバハルらと肩を並べるまでに成長している。

『Opta』によると、ハキミはすでに多くのスター選手を凌駕しているという。
ハキミは今季、チャンピオンズリーグとブンデスリーガで19ゴール(9ゴールと10アシスト)に関与している。
これはジョゼ・モウリーニョ監督の下インテルで三冠を達成した、09/10季の元ブラジル代表DFマイコン(7ゴール12アシスト)に匹敵する数字だ。
これを唯一上回るのがダニ・アウベスで、09/10季にバルセロナで22ゴール(4ゴール18アシスト)に関与している。

ハキミはすでにこのポジション(サイドバック)では、ここ数年で最高の選手のレベルに到達している。

『Opta』によると、4位以下のリストは以下のようになっている。
キミッヒ(18ゴール:17/18季)
ジョルディ・アルバ(16ゴール:18/19季)
アレクサンダー=アーノルド(16ゴール:18/19季)
ラーム(15ゴール:12/13季)
マルセロ(14ゴール:16/17季)
カルバハル(10ゴール:16/17季)

今季終了後にレアル・マドリードに戻ることとなっているハキミだが、クラブ内では議論が続いている。
レアル・マドリードは大金で売却すべきなのか、それともジダン監督の下でカルバハルとポジション争いをさせるのか。
カルバハルは13/14季以来、レアル・マドリードの右サイドバックのレギュラーを務めている。ハキミは重要な役割を担う場合にのみ復帰したいと明言しており、カルバハルのバックアッパーになるつもりはない。
ハキミの代理人は、「シーズンが終わったら、彼はマドリードに戻るだろう。彼は今季のようにプレーするつもりでいるし、全ての試合で先発することを望んでいる」と語っている。


【Source】6月2日、MARCA

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