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キケ・セティエンが語る

キケ・セティエン監督は、バルセロナがインテルのラウタロ・マルティネスに興味を持っていることを認めた。
ラウタロ・マルティネスはルイス・スアレスに代わってバルセロナの次期9番になることが有力視されている。

キケ・セティエン監督のコメント
「彼は重要な選手であり、偉大な選手だ。バルセロナは常に偉大な選手に興味を持っている」
「しかし、サッカーのないこの時期には毎日のように違う名前が出てくるんだ。ネイマールの話もある。そして、ファビアン・ルイスのことも聞かれるだろうね」

― アルゼンチン代表でチームメイトのメッシが彼とのプレーを望んでいる?
「それについては彼に聞いてみてくれ。冗談はさておき、すべての良い選手はバルセロナの興味を惹きつけることができる。それは明らかだ」
「メッシと一緒にプレーしたくない人はいないだろう。多くの選手にとって、メッシと一緒にプレーできることは大きなインセンティブ(刺激やモチベーション)になることは事実だ」

― メッシはバルセロナを去ることになった場合、移籍先としてインテルが候補として言及されていた。
「彼が去ることはない。メッシとバルセロナは常に一緒にいる。それが現実なんだ」
「レオは20年間バルセロナにいて、関係が終わりを迎えるとはだれも言えない」
「ビッグクラブでは衝突が起こるのは当たり前のことだ。しかし、それらは自分たち自身で解決するものだ」
「メッシとバルセロナの関係には、お金や利害関係を超えた素晴らしい感覚がある」
「過去15年のようにバルセロナが勝ち続けることができるよう、メッシが最高のコンディションを維持できるようにするためにすべてのことを行われなければならない」

― ピャニッチとアルトゥールのトレードの噂は?
「私はクラブ上層部とよく話をしているが、誰もそのような話をしたことはない。アルトゥールはすでに2回もバルセロナに残りたいと言っている。私は彼のことを完全に理解している。私が彼の立場だったら、このチームを離れたくない。世界最高の選手がそばにいるのだからね。そして、偉大な監督も・・・」

― ピャニッチも好きな選手の一人?
「彼もまた素晴らしい選手だ。しかし、現在の状況を考慮して、より一般的なポイントを挙げさせてほしい。今日、移籍市場の話をするのは危険なことだ。大多数のクラブは予算の再調整を余儀なくされるだろうし、コロナ危機によって受けたダメージは甚大であり、徹底的なリストラが必要になるだろう。最近の選手の高額な給料は、少なくとも短期的に見れば妥当なものではないだろう。出て行きたくてもお金がないから出て行けない選手が複数いるのと同じように、私ももっと稼ぎたいと思っているが、それは不可能だろう。予算が減ったら給料を調整する必要がある。それが現実だ。サッカーは年々飛躍的に成長したバブルの中で生きてきたが、成長に関しては何の変哲もないものだった。ここ1ヶ月半の危機によって多くのクラブの経済危機が表面化するほどにね」

― ネイマールのような選手のために2億2200万ユーロを使うことは可能?
「いいえ。そんなにお金を出せるクラブはないと思う。そして、小さなクラブは手一杯だ。多くのクラブがギリギリの経営をしていて、最初の深刻なダメージで彼らはダウンしてしまった。フットボールはギリギリのところで生きていたんだ」

【Source】5月1日、La Gazzetta dello Sport

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