マイナにとっては我慢の時
ヴォルフスブルクは、ブンデス2部のハノーファーに所属するドイツ人MFリントン・マイナに興味を持っている。
マイナへの興味はヴォルフスブルクでマネージャーを務めるヨルク・シュマトケ氏も認めているが、現時点ではすぐに移籍が実現するとは断定できない状況となっている。
マイナにとっては我慢勝負になるだろう。
ハノーファーは1000万ユーロ~1200万ユーロの移籍金を要求していると言われているが、ヴォルフスブルクにとっては高すぎる金額だ。
ヴォルフスブルクが(高すぎる)移籍金を惜しみなく支払っていた時代は、コロナ危機と親会社フォルクスワーゲンがディーゼル不正問題で揺れたことで終わりを告げている。
『ビルト』の情報によれば、ヴォルフスブルクは若手選手をレンタルで貸し出すことを契約に含めることで、マイナの移籍金を下げようとする可能性があるようだ。
ヴォルフスブルクからレンタルに出される候補は5人。
左ウインガーのジョン・イェボアー(20歳)、守備のスペシャリストであるイバ・マイ(22歳)、中盤のタレントであるユリアン・ユストバン(22歳)、左サイドのルカ・ホルン(21歳)、そしてセンターフォワードのオマル・マルムシュだという。
コロナ危機により、今夏の移籍市場は10月5日まで閉まらない。
今のところ、ヴォルフスブルクとハノーファーが可能な限りの時間をいっぱいに使って駆け引きをすることすら考えられる。
【Source】7月14日、Bild
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