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ハキミは来季レアル・マドリーでプレーしない?

ハキミには多くのトップクラブが獲得に興味を示している。
ユベントスがハキミ獲得に動いているとイタリアの複数メディアが報じており、先週には『Daily Mirror』がチェルシーもハキミに興味を持っていることを明らかにした。
さらに昨日、パリサンジェルマンもハキミへのオファーを検討していると報じられた。

レアルマドリードは今では、ハキミのドルトムントへの2年間ローンは、クラブにとっても選手にとっても完全な成功だったと考えている。

だが、レアルマドリードにとっての懸念材料は、ハキミの契約だ。
現在のハキミとレアルマドリードの契約は2021年6月までとなっている。
レアルマドリードは、来夏にフリーで放出することを避けるために、今夏に同選手との契約を延長するか、売却するのかを決断しなければならない。
『AS』がクラブ関係者に聞いたところによると、レアルマドリードはハキミに5年間の契約延長をオファーするつもりだった。
だが、コロナウイルスの危機により、最も差し迫った問題以外はすべて保留になってしまったという。

ジダン監督は、サイドバックの関してはあまりにも多くの選手を抱えている。
現状では、カルバハルとフェルラン・メンディの2人がアンタッチャブルな存在で、来季はこの2人がファーストチョイスになりそうだ。
クラブは、マルセロ(31歳、2022年まで契約中)、オドリオソラ(24歳、2024年まで契約中)、レギオン(23歳、2023年まで契約中)、ハキミ(21歳、2021年まで契約中)という他のサイドバックの選手をどうするかを決めなければならない。
レアルマドリードはすでにオドリオソラの売却を決定しているようだ。
マルセロの契約期間があと2年残っていることから、4番目の枠はレギオンとハキミで争うことになりそうだ。
ハキミにとってのアドバンテージは、両サイドでプレーすることができることだ。

ハキミは自身の将来について、昨年10月に『AS』にインタビューで、「正直に言うと、もちろんレアルマドリードで成功したいと思っている。僕はマドリードで育ったし、僕の故郷とも言えるクラブだ。そこで選手として成長し続けたいと思っている。少なくとも、当面の未来に関しては、トップレベルでプレーできることに満足している。ここドイツでは、プレーするチャンスを得ているからね。僕の心の中では、選手として成長し続けることだけを考えている」と語った。

記事によれば、レアルマドリードがハキミとの契約を延長し、再び国外のクラブにローンに出す可能性もあるようだ。

【Source】4月3日、AS

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