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レアル・マドリードでは未来がないハメス・ロドリゲス

コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、現在のレアル・マドリードではほとんど忘れ去られた存在となってしまっている。
6月21日のラ・リーガ第30節レアル・ソシエダ戦で78分間プレーし、昨年10月以来のリーグ戦出場を果たしたものの、それ以降はプレーしていない。

レアル・マドリードはハメス・ロドリゲスを必要としておらず、今季終了時に売却することを検討しているという。

レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、月曜日のグラナダ戦に向けた会見で、7月12日が29歳の誕生日だったハメス・ロドリゲスを祝福。
「彼は重要な存在であり、我々の選手だ。誰もがチームに何かをもたらしてくれる。私は抱えているすべての選手を頼りにすることができる」と語った。

しかし、ジダン監督はグラナダ戦に向けた招集メンバー23人からハメス・ロドリゲスを外しており、これは同選手がレアル・マドリードで未来がないことを物語っている。

ハメス・ロドリゲスとレアル・マドリードの契約は2021年までとなっている。

5月にはアトレティコ・マドリードがハメス・ロドリゲス獲得を熱望していると報じられていたが、最終的には移籍は実現しなかった。
マルコス・ジョレンテが攻撃的MF/セカンドストライカーとしての才能を開花させたことで、その可能性はさらに低くなっている。

ハメス・ロドリゲスはマンチェスター・ユナイテッドへの移籍に興味を示しているようだが、ユナイテッドはアレクシス・サンチェスでの失敗例があるだけに、しばらくの間はラ・リーガのビッグ2からの選手獲得は避けることになりそうだ。
ユナイテッドは現在好調のポルトガル代表ブルーノ・フェルナンデスの方が若くて上手いと考えているため、ハメス・ロドリゲスがユナイテッドに移籍する可能性は低そうだ。

より移籍の実現可能性が高いと見られているのが、代理人のジョルジュ・メンデスとのつながりが強いウルヴスだ。
コロナ危機による財政圧迫により、レアル・マドリードは移籍金を下げると見られており、もしハメス・ロドリゲスがウルブズと個人合意に達することができれば(大幅な減給に応じる必要あり)、移籍が実現する可能性があるだろう。

レアル・マドリードやバイエルンの監督時代にハメス・ロドリゲスを指導したカルロ・アンチェロッティ監督率いるエヴァートンも興味を示しているが、移籍金がネックとなっている。
エヴァートンが同選手を獲得する唯一の方法は、レンタル移籍の場合に限られるようだ。


【Source】7月12日、AS

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