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後任候補のコバチには疑問符?

バイエルンに0-1で敗れた後、「タイトルを獲得できると言えるか?」という『Sky』の質問に対し、ファヴレ監督は「どうすれば良いか分かっている。それについては数週間後に話をするつもりだ。今は落ち着いている。信じてほしい」と語った。
 
『Sky』で解説を務めるローター・マテウス氏は、「これを聞いてすぐにファブレが去ってニコ・コバチが来ると思ったね」と語っている。
 
チームが不調に陥った場合、ファヴレ監督は逆風の矢面に立つよりも自主的に撤退することを好む。
ヘルタベルリンやメンヘングラートバッハの時のように。
ファブレ監督は2021年6月までの契約を全うせずにドルトムントを去るつもりだろうか?
はっきりしていることは、ドルトムントでの2季目も同監督の手腕は大いに議論されているということだ。
 
だが、後任はどうなるのだろうか?

『Bild』の情報によると、ドルトムントは数か月前からニコ・コバチについて議論している模様。
昨年11月にバイエルン指揮官を解任されたコバチは感情的で、選手たちのモチベーションを高め、チームに火をつけることができる。
コバチはすでに選手としても、バイエルンやヘルタベルリンでリーダーだった。
したがって、コバチの性格は、Malocher(マロハー:ドイツ語でハードワーカー)気質のルール地域には良く合いそうだ。

だが、コバチは昨季バイエルンで国内二冠を達成したにもかかわらず、わずか1年半で解任されてしまった。
コバチに対しては、選手をより良くすることができない、明確なゲームアイデアを持っていない、という批判がある。
コバチのスタイルは頻繁にバイエルンのスター選手たちを動揺させたと報じられており、最終的には多くの選手がコバチに反対していたと言われている。

また、ドルトムント監督に就任する場合、コバチにとっては一つだけ問題がある。それはフンメルスだ。
フンメルスはコバチが原因でドルトムントに移籍している。
まずはコバチとフンメルスがその状況を解決しなければならなくなるだろう。
 
『Bild』によると、ドルトムントの本命はライプツィヒのユリアン・ナーゲルスマン監督だ。
しかし、ライプツィヒとナーゲルスマンの契約は2023年6月までとなっており、現実的ではない。


【Source】5月27日、Bild

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