ドルトムントのムココデビュー計画

現在ドルトムントU-19に所属するユスファ ムココ（15歳）は、2020年11月20日で16歳の誕生日を迎える。
そして、もしかしたらブンデスリーガの最年少出場記録を更新するかもしれない。

ブンデスリーガを運営するドイツサッカーリーグ機構(DFL)は4月、20/21季からブンデスリーガ1部と2部に出場できる選手の最低年齢を16歳に引き下げることを発表。
今回のルール変更によって、ムココは16歳となる2020年11月20日からブンデスリーガというプロの舞台に立つことが可能となった。

ムココのキャリアは、今のところプラン通りに進んでいる。
カメルーンにルーツを持ち、“ドルトムントの神童”とも呼ばれるムココは、今季のU-19ブンデスリーガで20試合に出場し34ゴールを記録している。

『Bild』の情報によれば、ムココは7月末から始まるトップチームのプレシーズンに参加し、少しずつプロのサッカーに慣れていくことになっているようだ。

そして、ムココはプロの世界でスタートから挫折しないように、2010年～2018年までドイツ代表のヨアヒム レーブ監督の下でフィットネスコーチを務めたヤン ベンジャミン クーゲル氏の下で週2回のトレーニングを受けている模様だ。

6月末からは、マイク トゥルベルグ新監督のU19チームで、来季に向けた準備を始める。
それから約4週間後には、いよいよムココのプロとしての冒険が始まるはずだ。

そして11月末にはブンデスリーガに姿を現すことができるかもしれない。


【Source】6月12日、Ruhr Nachrichten