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推しは推せるときに推せ

kintone Café 東京 Vol.13 に参加してきました。ユーザーからSIに転職してきて数年が経ち、ユーザーの感覚が薄れている気がするので、caféでユーザーさんの空気を吸わせてもらってます!!

今回のcaféのテーマは「kintoneの基本機能をもっかい見る」回。それならLTはライトめだけど実運用にも活かせるようなテーマがいいかな~と思いつつ、LTする人が9人で多そうだったのと、自分の順番が真ん中めだったので、気分転換的に楽しんでもらえたらとエンタメ要素を盛り込みました。

題して「kintone基本機能で楽しい推し活!」。

推し活とkintoneは相性がいい

推し活はやることがとても多くて忙しい(でもそれがいい)です。

パッと思いつくだけでも、

推しメン情報:推しのすべてを記録しておきたい
活動記録:いつどのライブやイベントに行ったのか
購買履歴:グッズは何を買ったのか
予算管理:お金の管理はちゃんとしないとね!
備品管理:トレカカードや缶バッジを保護するスリーブやケースなどの管理
韓国語学習:推しの言葉を翻訳なしで受け取りたい

など、色々あります。

画像をお見せ出来ないのが残念だけど、勝手に使えないからね…

あれもこれも一元管理したい!となれば、kintoneの出番ですね。というわけで、LTで取り上げたものを順に紹介していきます。

1. カウントダウンアプリ

kintoneでは是非一覧絞り込みをうまく使ってほしい!という気持ちから生み出したアプリです。ライブ参戦などの予定が有れば是非使ってほしい。

私は昔からカウントダウンが好きで、卒業式とかイベントが近くなると黒板に「あと○日」って書いてました。でもkintoneがあれば毎日黒板を書き直さなくても大丈夫!

日付と残日数を入れるアプリを作ったら、こんな感じでカウントを始めたい日から当日までのレコードを登録します。

再びモザイクでごめんなさい

あとは、日付=当日で絞り込んだ一覧を作って、ポータルに貼り付けるだけ!

これでカウントダウンが表示されます!

同じような仕組みで、推しの誕生日が来たら推しを表示するなんてこともできます。

「当日」や「来週」など、動的に絞り込みができるので、カウントダウンの用途以外に、「今日のお知らせ」「来週が期限のタスク」なんかを表示するのに便利な機能です。

2. 予算管理アプリ

kintoneは集計値を扱うのが難しい、と思われがちですが、ちょっと手間をかければできることもあります。

推しには無尽蔵に投資をしたいところですが、富豪ではないのでちゃんと予算を決めておかないと破産します。というわけで、イベントごとに予算を立てるアプリを作りましょう。

実績もちゃんと記録します。

思う存分買い物をしたら、実績をイベントごとに集計して、CSVで書き出します。そう、集計値は書き出せるんです。

書き出したCSVを使って予算アプリに実績データを登録します。既存レコードの更新なので、更新キーを持たせておくところがポイントです。(日付やイベント名など、予算を立てる単位で重複禁止の項目を用意します。)

予算アプリに実績が反映しました!

クレジットカードの明細と同じで、「いや?そんなに使って無くない?」と思ってしまうんですが、kintoneなら大丈夫。

関連レコードで何を買ったか一目瞭然。確かに使っている…w

(ちなみにLTでは、この関連レコードを足す作業をライブでやろうとしてすっかり忘れてました。見せ場だったのに…私のバカバカ!)

この方法は、予実の管理はもちろん、月締めの請求データを作ったりするのにも使えます。CSVで読み込む先をルックアップにすれば、顧客名や口座情報などを取得できるので、思った以上にしっかりしたデータが作れたりします。

(※データの処理が複雑になときは、無理せず、krewDataデータコレクトのようなアプリ間の集計ができるプラグイン・連携サービスを使うのがいいです。)

3. 韓国語学習アプリ

おまけ的に作ったものですが気に入ってます。「グループ」って開閉できるんですが、意外と開いてもらえない(開くって気づかれない)ので、開きたくなるようなグループを作ってしまえば操作を覚えてもらえるのでは、という期待を込めてます。

覚えたい単語を登録して、ヒントと回答をグループの中に隠します。

「ヒント」って書かれてたら開きたくなりませんか。

プロセス管理を設定し、覚えたらステータスを「覚えた」にします。「覚えていない」一覧を作っておけば、まだ覚えていない言葉だけを効率よく学習できます。

ちなみに、なぜか先入観で「プロセス管理は、最後まで行きついたら終わり」と思っちゃうことが多いんですが、実は元のステータスに戻せます。

覚えた言葉でも、ときどき見直して、忘れていたら「覚えていない」に戻すことができます。

プロセス管理でよく使われるワークフローの「差し戻し」なんかに使えますね。注意点としては、最後のステータスで作業者があたっていると、いつまでも未処理扱いになっちゃうので気を付けてください。

他の皆さんの発表

小渡さんが一連でまとめてくれているので追ってみるだけでも雰囲気分かりそうです。

他にも、SNSで実況してくれる人がたくさんいるので、ぜひ追ってみてください。

エラーメッセージひとつ、フィールドのアクセス権ひとつ設定するだけで、とても便利になったり、とにかく使う人にやさしい気配りがされていたりと、温かい雰囲気のkintoneに触れて心が洗われました。

また参加できるcaféがあればお邪魔したいなと思います、運営の皆さんありがとうございました!고마워(コマウォ)!

(2022-07-24 追記)
かのってぃさんがトゥギャったくれたので載せときます!


おまけ

kintoneの便利な使い方とかはこっちに普段書いてます、みてね!


サポート嬉しいです、ありがとうございます。