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上手く話せないならとにかく聴けば良い

さいと@心理コミュニケーション

こんにちは、さいとです。

うつ病をきっかけに心理学を学び、自分や他人とのコミュニケーションについて発信しています。

今回の内容です。

上手く話せなくて自信が持てない

と感じているあなたにとって、とても大事な話をしていきます。

この前、こんなツイートをしました。

相手を傷つけないようにするためには、どんな話し方をしたら良いのか？

というツイートでしたが、かなりの反応を頂きました。

そこで何度か取り上げているテーマではありますが、改めてnoteでも詳しく書いていきたいと思います。

まず上手く会話が出来ないときに意識したほうが良い最大のポイントは、

自分から話そうとしなくて良い、まずは聴く

ということです。

「自分の話を相手に聞いてもらいたい」って思っちゃうと、何を話したら良いか分からなくなっちゃうことって多いですよね。

そして自分から話せない人が抱えている多くの悩みは

「自分の話なんて相手は興味ないんじゃないか？」

って思ってしまうことです。あなたも思っているかもしれません。

最近流行っている言葉で、「自己肯定感」ってあるじゃないですか。

自分を肯定して自分の事を好きになれば、自信が持てるようになって、自分の話も出来るようになってくると思います。

ですが、自分のことを積極的に話せない人は、ほとんどのケースで自己肯定感が低い状態になっています。

自己肯定感が下がるきっかけは人それぞれだと思いますが、誰かにこんなことを言われたり、経験したことがあるんじゃないでしょうか。

・ 人前で話そうとしてパニックになった
・ 話が分かりづらい
・ ボソボソ喋っていて聞こえない
・ 何が言いたいのか分からない
・ 話が長い、もっと簡潔にまとめろ

こんな風に、過去の会話の中で相手に否定されたことで自信をもてなくなり、自己肯定感が下がってしまっていると、自分から上手く話せなくなってしまいます。

じゃあ自分から話すことに苦手意識をもっているときはどうしたら良いのか？ってことなんですが・・・

自分の話じゃなくて、相手の話をひたすら聴く

というのが解決策になるんですよね。

上手く話すことが出来なくても、上手く聴けるようになれば会話は十分に成立します。

それに上手く聴ける人って、相手を気持ち良くさせることが出来るので、自分が話していないのに勝手に好かれるようになるんです。

なので自分に自信もついてきて、下がってしまった自己肯定感が上がっていくことに繋がります。

だからこそ、「会話で下がってしまった自己肯定感は、違う会話の仕方で取り戻すことが出来る」と考えてみて欲しいです。


・・・ですがこんな話で終わってしまうと、

「聴くのが大事なんて分かってるけど、どうやって良いか分からないから苦労してるんだよ！」

という声が多数届いてしまいそうなので、ここからは具体的な方法をいくつか紹介していきます。

まず、「話を聴く」ときに一番意識するべきポイントは、

相手の感情に寄り添う

ことです。

相手が今何を感じていて、どんな考え方を持っているのか？

どんなことに興味を持っているのか？

こんな風に相手の感情に寄り添って理解することが、何よりも大事になります。

要するに「相手を理解したい」という態度を全力で示すことです。

そのために質問をしてみたり、相手の言葉を自分の言葉で言い換えてみるなどのテクニックがあります。

ですが「テクニックよりもまずは態度を示す」ことの方が重要だと僕は考えています。

テクニックだけで人間関係が上手くいくことはないし、どこかで見抜かれてしまうからです。

なので色々なテクニックはあるけど、まずは相手に興味を持って、感情に寄り添いながら話を聴くだけで良いと考えて欲しいです。

そしてもう一つ大事なことは、

話しずらい人と無理に話さなくていい

んです。

自分が苦手意識を持っている人に対して、全力で興味を持つのって難しいと思うんですよね。

そして興味をもてない態度が相手に見抜かれてしまうと、その相手から否定されてしまって、また自己肯定感が下がってしまいます。

だからこそ、まずは自分が気持ち良く話せる人に対して、聴くことを重視して会話をしてみる。そうすれば自信もついてきます。

さらに自己肯定感が高まってくることで、相手からの多少の否定が気にならなくなってきて、誰とでも会話が出来るようになってくると思います。

そして最後に一番大事なことですが、

自分も相手も否定してはいけない

ということだけは常に意識してください。

自分の考えや感情、行動を否定されて、嬉しい人なんてこの世にはまず存在しません。

だって皆自分を理解してほしいし、受け入れて欲しいんです。

まずは相手を主役にして、とにかく話を聴いて共感する。

相手を満たして肯定することで初めて、自分を肯定してくれる気持ちが相手にも生まれます。


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