見出し画像

新年のご挨拶2024(さがみこファーム代表山川勇一郎)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年は、相模原でソーラーシェアリングのプロジェクトを始めてから4年越しでさがみこベリーガーデン(SBG)をグランドオープンした記念すべき年で、ひと夏で延べ1,100名を超える方にご来園いただきました。

さがみこベリーガーデンGRAND OPENイベントの様子

おじいちゃんおばあちゃんと3世代で来られたり、ペットと一緒に来られたり、ご夫婦だったり、お友達同士だったり、小学校の自由研究の題材にしたり、と思い思いに楽しみ、「楽しかった!」「来て良かった!」という声をたくさんいただきました。こちらもうれしくなりました。

夏のSBGの様子

企業・団体の受入も多く行いました。農業やエネルギーについて学びつつ、ブルーベリーの摘み取りも楽しむ!というのが大人気で、これから益々伸びていにそうな分野です。地元のプロラグビーチームのダイナボアーズさんと共同イベント行ったり、青和学園の中学生プロデュースで特別イベント行ったり、コラボレーションも進みました。

J:COMの「We are DYNABOARS!」の取材で来られた選手

テレビ・新聞・雑誌・ウェブなど、30を超えるメディアに取材いただきました。また、資源エネ庁地域共生型再エネ事業顕彰さがみはらSDGsアワード2023市長賞多摩信用金庫 多摩ブルー・グリーン賞 多摩みらい賞と、3つの賞を受賞させていただきました。徐々にやっていることが評価いただけるようになってきました。

さがみはらSDGsアワード市長賞を本村相模原市長からいただく

ただ、そうした中、ヒヨドリの大群に襲われ、熟した実の多くを食べられてしまいました。昨年は群れの飛行ルートからは外れていてほとんど被害がなかったので、鳥も「あそこにおいしいのがあるぞ!」と気づいてしまったのでしょうね。猛暑の影響もあって、家族での外出控えが来園客に少なからず影響もありました。

ただ、予想外の気づきもありました。
ソーラーシェアリングは、「農地に日陰」を作りますが、夏に来る実感しますが、パネルの下はとっても「涼しい」のです。
また、昨夏の記録的で周囲のブルーベリー園が軒並み生育不良になる中、SBGのブルーベリーは元気に育ってくれました。パネルで遮光していることや、養液を潅水していることがポジティブに作用したと思います。来園客もゆっくりと楽しんでいただけたのは日陰の影響が大きかったと思います。
このように「農地に日陰を作る」ということが、売電収入以上に大きな意味を持ち始めており、ソーラーシェアリングがこれからの農業のスタンダードになる大きな可能性を持っていると感じます。

パネルの下は作物にも人にもやさしい

2024年、SBGはさらにパワーアップします!

①     今年のSBGはおいしく、気軽に、気持ちよく。6月上旬OPEN予定。
今年の剪定はほぼ終了し、来年は収量も倍増見込み。おいしいブルーベリーがなってくれることを期待しています。予約システムも大幅改善します。新体験・メニューも用意して皆さんのお越しをお待ちしています!ぜひ個人会員になっていただいて、割引価格でお楽しみください。

②     農場拡大!ワイン用ブドウの試験栽培をスタート
現在は出荷や加工に回すブルーベリーが不足しているため、ブルーベリーの圃場を順次拡大します。また、大人気だったひまわり畑も拡大します。加えて、今年からSBGの一角にワイン用ブドウの試験栽培を開始します。見学も可能。お楽しみに♪

③     生活クラブさんと新発電所の建設のスタート/パートナー募集
コーポレート会員である生活クラブさんと共同で新発電所を年明け早々にも着工します。「Non-FITオフサイトPPA」という新方式で、環境価値付きの電気を長期安定供給が可能になります。弊社のコーポレート会員は現在10社。様々なコラボレーションを実施しています。脱炭素や地方創生に興味のある企業はお問い合わせください。

今年もどうぞよろしくお願いします!!(2023.1.1 山川勇一郎)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?