業務委託エンジニアの時給単価が上がったタイミング
給料や時給単価を上げてもらうのは中々難しいですよね。私の経験を踏まえて、時給単価が上がったタイミングと上げるコツをシェアしようと思います。
はじめに
まずは自分の単価を把握しておくのがいいと思います。
エンジニア100人に聞いて、業務委託単価表を作りました
の記事を参考にあなたの最適な単価設定を考えてみください!
1つのプロジェクトを終えたタイミング
プロジェクトが完了するタイミングの前後は交渉が上手くいきやすいです。
プロジェクトが上手くいった高揚感や達成感でマネージャーや経営者にも要求が通りやすくなるのでおすすめです!また、あなたの仕事ぶりが良いと、向こうから単価アップのオファーが来ることもあります。安定してパフォーマンスを出してくれるエンジニアは企業にとっても貴重なので、また仕事をお願いしたいと思うのでしょう。
働く企業を変えたとき
単価アップの方法として、一番イメージしやすい方法です。今はエンジニアは売り手市場なので、比較容易に単価アップはできるのではないでしょうか。現在の企業が学習のために慣れない言語で安めの単価で入ったなら、経験者として他の企業に入り直すこともできるでしょう。
業務にオンボーディングしたとき
こちらは少し例外になりますが、最初の1~2ヶ月は500~1,000円/時ほど安めに引き受けて、システムの仕様や開発体制に慣れたら単価を上げてもらう方法です。ただし、この方法の場合は事前に業務にオンボーディングしたら単価を上げてもらうように伝えておきましょう。断りがないと、入ってきて早々単価アップを要求してくる無礼なエンジニアの印象がついてしまいます。
単価アップの交渉を成功しやすくするコツ
単価アップ時に交渉を成功させるためのポイントも押さえておきましょう。
①開発チームのリーダーと良好な関係を築く
②単価アップは段階的にする
①開発チームのリーダーと良好な関係を築く
交渉する際は、経営者もしくは開発リーダーやマネージャとすることが多いいと思います。この時に普段からレスポンスが遅い、遅刻をする、納期に間に合わせないなど悪い印象がついていると交渉は失敗しやすいです。普段から仕事をする姿勢にも気を配りましょう。
②単価アップは段階的にする
以前単価の目安の記事で書いたように、単価の設定基準は年次やスキルレベルとある程度関係性があると思います。ですので、最初の単価設定が安すぎた場合は別ですがいきなり「2,000円/時上げてください」、などの大幅なアップは向こうも身構えてしまうのでやめておきましょう。一回の交渉では500~1,000円アップ程度がおすすめです。
まとめ
適切なタイミングを見極めて、単価アップをしていきましょう!
エンジニア市場を適正に保つためにも常にエンジニアとしての価値を考えるのは大事だと思います。
最後に
「副収入を得る」「知見を得たい」など副業をする目的は様々だと思います。そのどれもがエンジニアの価値を高めることに違いないので、今後さらに副業への参加が容易になることを願っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?