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Midjourneyでグラフィックノベルを作ってみよう!!

こんにちは。Sagaです。普段は画像生成AIで美女画像を生成しています。
自己紹介を兼ねた過去記事ございますので、初めましての方はよかったらそちらもご覧ください。

さて、今回はグラフィックノベル作りにチャレンジしてみました。
短いストートリーを考えて、そのイメージをMidjourneyで生成してみました。
自分が考えたアイデアがイラストになるのは画像生成AIの魅力の一つですね!

ファンタジー系がいいな。と思い、「魔法使いの姉妹」をテーマにストーリーを考えながら画像を生成してみました。それでは、早速ご覧ください。


「光と闇の embrace」

遥か昔、魔法の世界に双子の姉妹が生まれました。アリアとリナ ー 二人は驚くほど似ていながら、性格は正反対でした。

成長するにつれ、アリアは闇の魔法に、リナは光の魔法に惹かれていきました。姉妹の絆は強く、互いの違いを受け入れ、補い合っていました。

しかし、運命は残酷でした。古の魔法書との遭遇が、彼女たちの人生を一変させたのです。

魔法の書から得た力は、二人を異なる道へと導きました。黒衣のアリアは闇の力を操り、白衣のリナは光の魔法を司るようになりました。

アリアは闇の力に魅了され、その誘惑に負けてしまいました。世界を支配する野望に取り憑かれ、彼女の心は徐々に闇に蝕まれていきました。

一方リナは、姉の変化に気づき、光の守護者としての使命を感じました。姉を救い、世界の均衡を守るため、彼女は立ち上がったのです。

かつての絆は、対立する運命によって引き裂かれてしまいました。

「姉さん、私たちはこうなるしかなかったの?」

リナの声には悲しみが滲んでいました。

アリアは答えず、ただ短剣を強く握りしめます。二人の目には決意の光が宿り、運命の戦いへと身を投じようとしています。

こうして姉妹は敵対することになりました。
二人の力はどんどん増幅し、徐々に世界を蝕んでいきました。
何年もの間、二人は激しい戦いを繰り広げ、その度に世界は大きな傷を負いました。

そして、最後の決戦の日が訪れました。

激しい魔法の応酬の末、アリアの闇の力が制御不能になりました。世界を飲み込もうとする黒い霧が、彼女の周りに渦巻きます。

アリアはすでに闇の力に飲み込まれ、我を忘れていました。
リナはまだアリアの良心が残っていると信じで、最後の賭けに出ます。

「私たちは、こんな風に戦うためにここまで来たわけじゃない」

リナが囁きました。

「でも、もう戻れない……」

アリアの目には後悔ともとれる涙が滲んでいます。


その時、二人の魔力が不思議な調和を見せ始めました。
光と闇が融合し、かつてない力を生み出そうとしています。
姉妹はこの時悟りました。
彼女たちの真の運命は対立ではなく、調和にあったのだと。

アリアから闇の力が徐々に弱まっていきます。
世界の平安を取り戻すことができる。
そう思った瞬間でした。アリアの身体に異変が生じます。
暗黒の力は彼女を再び闇に引きずり込もうとしました。
必死で争うアリアでしたが、彼女にはもう力が残されていませんでした。

「止められない...この力が...私を...」
アリアは苦悶の表情で叫びました。

リナは姉の苦しむ姿を見て、決断を下しました。
「あなたを止めなきゃ。たとえ私の命と引き換えでも」

リナは光の力を最大限に引き出し、アリアに向かって突進します。二人の体が激しくぶつかり合い、まばゆい青白い光が辺りを包みました。

「ごめんね、姉さん。でも、これしか方法がないの」
リナの声が震えます。

アリアの目に涙が浮かびました。
「リナ...私を止めてくれてありがとう」

二人は強く抱き合います。リナの光の力がアリアの闇を包み込み、制御しようとしています。しかし、その代償は計り知れません。

周囲の風景が歪み始め、二人の体が徐々に灰へと変わっていきます。

「怖いわ...でも、あなたと一緒なら……」
アリアがささやきます。

「最後まで一緒よ」
リナが応えます。

二人の体が完全に光となり、大きな光の柱となって空へと昇っていきました。その光は、アリアの暴走した力を完全に封じ込め、世界を救いました。

戦場に残されたのは、二つの魔法のペンダント。一つは漆黒、もう一つは純白。互いに寄り添うように横たわっています。

世界は救われましたが、その代償として、二人の魔法使いの姉妹は永遠の眠りにつきました。彼女たちの物語はこうして幕を閉じました。

光と闇、相反する力が最後に一つとなり、世界に新たな調和をもたらしました。アリアとリナの物語は、対立を超えた愛と犠牲の証として、永遠に語り継がれました。


制作期間と制作方法について

「魔法使いの姉妹」というテーマを決めて、1枚目の画像を生成し始めてから、約2日で完成しました。
移動中の電車の中でストーリーを考え、その内容をプロンプトにしてMidjourneyで画像を生成しました。電車の中でもスマホで画像が生成できるのはMidjourneyの魅力ですね。
大まかな二人のキャラクターのビジュアルが生成できたら、始まりと終わりのイメージを生成して完成しました。
お話がとても短かったので、1日という短期間で完成できました。
ストーリー自体はもっとブラッシュアップできると思うので、このプロットをベースに、もっと壮大なストーリーにも挑戦してみたいな。と思いました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?すごく短いストーリーですが、イメージがあることにより、世界観や二人の登場人物の魅力がさらに伝えられたと思います。

Midjourneyはフォトリアルな画像からファンタジー系のイラストまで幅広いジャンルの画像を生成できます。
皆さんも是非Midjourneyを活用して、オリジナルのグラフィックノベルを作ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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