私はアイドルになりたかったんだ
突然、仕事中にシン・コンセプトが降ってきたため緊急で筆を執っています(2024/3/14現在)。天啓にうたれるとはこういうことか。
「ボディメイクが趣味の、ストイックでウィットに富んだ、自分最推しのアイドル」
文字にするとなんと傲慢なコンセプトか。
しかし、すごく、すごく気にいったコンセプトになった。
あぁ、私はアイドルになりたかったんだー
🎤🎤🎤
2カ月前にコンセプトを打ち出し、いざPDCAを回していこうと意気込んだものの、すぐさまその意欲が尻すぼみしてしまった。
なぜなら、「エンターテイナー」という職業があまりにも抽象的過ぎたからである。
「エンターテイナー」ってどんな職業なのだろう?
改めて考えても腑に落ちる答えが出てこない。
もし、「職業はエンターテイナーです」と名乗る人が現れた場合、十中八九「具体的に何をされているんですか?」と問い返すか、「素敵な職業ですね」と濁して返すのが関の山だろう。
それはなぜかと考えたとき、職業としての定義が漠然としていることへの「得体の知れなさ」や「胡散臭さ」を感じるからだと気づいた。
辞書を引いても、「観客に娯楽を提供する」職業は総じて「エンターテイナー」と括られてしまう。
はじめにコンセプトを打ち出したとき、私は「エンターテイナー」という要素を「自分の周囲にいてくれる人と自分自身を楽しませたい」と考え取り入れていた。
…どうやって彼らを、私を、楽しませるつもりだ?
なるほど、ここが定まっていなかったためモヤモヤしていたのか。
ずっと胸に引っかかっていた魚の小骨が取れたようにスッキリした。
すると、面白い具合にシン・コンセプトが浮かんできたのである。
好きなもの:ボディメイク
医者から「このままだとまずいね」と遠回しに言われて始めたボディメイクだったが、今では使命感に駆られることなく継続できている。
体質や骨格の性質により理想とする体づくりには及んでいないが、少しずつ、でも確実に自分の体が変わっていることを実感している。
あまり人に趣味について語る性格ではないので、尋ねられても曖昧な返しをしていた。
しかし、かれこれ3年も続いている。これはもう「趣味」と表現していいだろう。
取り入れたい要素:ウイットに富む
「知的さの中の面白さ」について、私はこれまで「ユーモラス」という単語で表現していた。しかし、「知的であること」をどこで表現するかを考えた時に、「言葉選び」だと気づいた。同時に、初めてコンセプトを練っていた際にも書き出していた
「会社で”文系なのに、論理的な思考ができてクレバーだね”と評価されたエピソード」
を再度思い出した。「文系なのに」は心底余計だと思ったが。
「知的な言葉選び」を表現するキーワードとなると、やはり「ウィットに富む」だろう。自己紹介バッグを探していた時にも感じたが、うん、こちらの表現の方がしっくりくる。
ロジカルで一方的に論破することではなく、「ユーモアに溢れた比喩」を会話の中に織り交ぜられる人になりたいし、普段の会話でも意識している。
従って、「ユーモラス」というキーワードも大事な要素となるので、それを内包している「ウィット」が適切だ。
なりたい職業:アイドル
私は、わたしが思っていた何倍も自分のことが好きで愛しくてたまらないようだ。
心が「乾いたスポンジ」だとするならば、「アイドルになりたい」という感情が沸いた瞬間に、その思いがジュワッとスポンジに広がっていくように、胸が熱くなる感覚がした。
幼少期は「歌手」になりたいなんて思っていたが、ファッションコンセプトとして落とし込むならやはり「アイドル」がしっくりくる。
それは、私自身が「次元を問わずアイドルが好きだから」だけではなく、アイドルたちがPVやライブで着用している「衣装」がとても好きだからだ。
あるときは装飾やスパンコールがこれでもかと散りばめられていたり、またある時はジャケットスタイルでシックな出立ちだったり…
一人一人の体格や曲のイメージに沿ったスタイリングで、常にアイドルたちが自分の「最大出力」を出せるようにと仕立て上げられた衣装たち。
彼らのパフォーマンスに魅了されながら、私も「あれ」を纏いたいと思っているのだ。
🎤🎤🎤
自分の最大出力が出せる衣装が纏えたなら、きっと私は最高に輝ける。他人に目移りしない、誰よりも自分のことを推せる「アイドル」になれる。
(私自身の)存在が尊い、ビジュがいい、私しか勝たん…
そんなマインドが持てたら、最高に人生楽しいじゃん…!
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