「アイドルを主食とする、ユーモラスでストイックなマッスルエンターテイナー」
コンセプトが決まった〜!
なんとなく軸はできていたが、それを固めるための要素をあちこち探しにいくのに時間がかかった。
「熟考する苦しみをとことん味わってやろう」というMな気持ちと、「早いとこ新しい春服をお迎えしに行かせてくれ」という気持ちがせめぎ合いすぎるがあまり、いっとき脳の処理が追いつかなくなってしまった。
キャパオーバーになり、どちらも一旦放ってしまおうとすら思う時もあった。
しかし、コンセプトが決まっていなければ動き出しようが無い。試着の旅にすら出かけられない…!
なんとか1月中には決めておこうと捻り出した形にはなったが、満足するコンセプトができたのでひとまずはこれでいこう。
アイドルは栄養
次元を問わず、私はアイドルを摂取して生きている。
私の中でアイドルは、たんぱく質、脂質、炭水化物に次ぐ第4栄養素と言っても過言ではない。
車社会の地方在住ゆえ、毎日彼らの曲を車内で聴いている。
気持ちが沈んだ時、さらに気分を上げたい時、常にアイドルたちの楽曲が寄り添ってくれる。MVやライブ映像に何度活力をもらったことか。
「アイドル」という職業を私は自分と同じ世界線にあるものとは思っていない。それは、会いにいける/いけないという物理的な次元の話ではなく、「天上の存在」と思っているからだ。
だからこそ、私にとってアイドルは憧れの存在でもある。
手が届かない階層にいるが故に、自分の理想や欲望を彼らに求めてしまう。
私も彼らのように「キラキラ」した輝きを放ちたい。
「人生」というステージに立ち、主役として堂々と振る舞いたい。そう思うのだ。
思えば、よく歌う子どもだった。
車の中や炬燵の上で、流行りの歌から即興ソングまで。あらゆる場所でいろんな曲を口ずさんでいた。
「歌手になりたい」なんて夢を抱いていた時期もあったっけ。
その夢、今からコンセプトで叶えていけばいいじゃない…!
ユーモアっていいよね、ストイックって最高だよね
ユーモア
「言われて嬉しい(嬉しかった)言葉」を書き出してみると、私は知的さの中に面白さ(FunnyとInteresting両方)を求めているのだと分かった。
キーワードを全てを繋げようとすると、くどくなってしまうな…と言い換えられる表現を探していたところ、
こ、これだ〜〜!!!
たった4文字に、私が大切にしたい要素が全部詰まっている…!
こんなにピッタリな言葉があっていいのか…
含蓄があるウィットに富んだ言い回し、しかし、堅物になりすぎない。相手に少しスキを与えるガードの甘さがあるような人。
そうだ、私はユーモアがある人になりたいのだ。
「FunnyとInterestingの両方を兼ね備えた”おもしれ〜奴”」って向かうところ敵なしな気がする。
ストイック
「ブレない強さ」が欲しい。
ファッションに対しても、自分の意見に対しても。
前回、「かわいい・きれい・かっこいい」問題に取り組んだ中で
「個性的なスタイルを貫き、潔い考え方ができる強い人になりたい」という結論を出した。
改めて私が惹かれる「強さ」とは何か考えてみると、「己の軸を持ち、程よく自制ができること」だと思う。
そうして浮かんだキーワードが「ストイック」である。
「ストイック」には「完璧主義」といった意味合いも含まれているそうだが、それは自分にも他人にも求めていない。
あくまで「自分のルールやスタイルをグラつかせない」ことに対してストイックでありたいと思う。
マッスルエンターテイナー
いや〜たいへん語呂が良い。私だけのキーワードが生まれてご満悦である。
マッスル
筋肉オタクなので、ボディメイクも好きだし、人の鍛え抜かれた体を眺めることも大好き。お巡りさんコイツです。
ストイックにも通ずるキーワードだが、食事や生活習慣を自制することで、最高の自分に近づくことができる。
ある意味、筋肉を纏うこともファッションということだなぁ。
エンターテイナー
「一緒にいると楽しい」と言われると、自分の存在意義が生まれる感覚になる。自分でもとてもおめでたい奴だという自覚はある。
万人を楽しませられるほどの生粋のエンターテイナー気質ではない。
しかしせめて、私のことをよくしてくれる人たちに対しては、自分と関わったことを後悔させたくないという気持ちがある。
もちろん自分で自分のご機嫌も取りたい。とても内輪なエンターテイナー。
己の喜怒哀楽は、他人へ簡単に伝染する。
そうであるならば、正の感情を伝播させていく方が後に自分に返ってくるリターンも大きい気がする。
「楽しみ楽しませる」ことがもたらしてくれる相互作用をより大切にしていきたい。
「アイドルを主食とする、ユーモラスでストイックなマッスルエンターテイナー」な私、これからよろしくね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?