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M・A・C店員のマインドで

世の中を斜めに見る癖をつけなさい。

大学時代、所属していたゼミの教授より

社会に出てからも、都度、この言葉が頭をよぎった。
世に蔓延る雑多な情報の全てを鵜呑みにしてはいけないとー

だから私は決めていた。
「パーソナルカラー診断」なるものには決して踊らされないとー

そんな固い意志を貫いていたオタクが、今更イメコンを受けてきた話。
結論:めちゃくちゃよかった

【診断結果】
PC:イエベ春
PD:キュート アバンギャルド×ボーイッシュ


イメコンを受けた理由

そもそも、なぜ今更イメコンを受けようと思ったのか。
大きな理由はこの3つである。

・常に最強の自分でいたい
・無駄な買い物をしたくない
・自分の感性を大事にしたい でも指針が欲しい

3年前。家と職場の往復だけの生活に、コロナの蔓延による自粛期間が追い打ちをかけ激太りした。
その後1年かけてボディメイクを成功させ、現在も体重・体脂肪ともに標準値に収まっている。

身体から余計なものが削ぎ落とされると、考え方も同様にシンプルになりミニマリストに目覚めた。服もモノも、余計なものは買わない。

感化されやすいオタク、友人に「悟りを開いたのか」と心配されるほどだった。

体型の変化に伴い、手持ちの服が着れる・履けるのに似合わなくなった。
いざ買い物に出かけても、自分に合う服やピンとくる服が分からない。
買い物自体に抵抗を感じるようになり、気がつけばここ2年、まともに新しい服をお迎えしていなかった。

毎シーズン変わり映えしないワードローブ。すべて1軍の服だと豪語できるのならそれでいい。
しかしそれが1軍であるのかすら分からず、途方に暮れていた。

もういっそのこと、プロに教えを乞おう。
「自分のことを他人にとやかく言われたくない」とするひん曲がったプライドなんぞ、かなぐり捨ててしまえ。
今の私も十分好きだが、もっと自分を好きになりたい。

それが、今回イメコンを受けるに至った経緯である。

それにもし、自分の好きな色やファッションと正反対の結果が出た場合、その時はキッパリと自分に好きに生きるわ!と割り切れるなぁとも思ったので。

ソウルメイトな先生

こういう診断って、やはり都心でないと受けられないのだろうか。
なるべく通いやすい所で…と探していたところ地元にあった。有難い。
強欲なオタク、どうせ受けるならと1日でPC/PD診断ができるコースを予約した。

12月10日、診断当日。担当してくださった先生が、開口一番こう仰った。

あなたはアイドル、私はプロデューサー。
あなたを最高の状態でステージに輝かせるために、全力でサポートします。

Pの鑑

小気味良いハキハキとした物言いに、パッと明るい雰囲気を纏っていらっしゃる方だった。
先生とはフィーリングがとても合ったので会話が弾み、終始心地よい気持ちで診断を受けることができた。

PC診断

以前、簡易的なweb診断をした際、結果は
1回目:イエベ春 
2回目:イエベ秋
だったのでどう転んでもイエベだろうなと思っていた。
あと、色合いの好みで言えば「くすみカラー」の方が好きだったので、秋だったらいいなぁという願望もあった。

結果は、「イエベ春」。
ただ、イエベ春ではあるがブルベ冬さんが得意とする彩度と明度が高い色味もいけるとのこと。

彩度の高い色をレフ板に見立てて、光の明るさで肌の血色を良くする。
先生曰く、私は「明るさ×鮮やかさでシメる」が吉とのこと。
暗い色で顔に影がつくと、それだけで顔が暗くなってしまうのでシメ色には向かなかった。
私にとってグレーは、もはや色ですらないらしい。

先生「身に纏うなら、ネズミグレーではなくゾウのグレー」
私「押忍」

一番驚いたのは、コーラルレッドがバチクソに似合っていたこと。
肌の赤みや皺が綺麗に消え、すっぴんなのにメイクをしているかのような肌艶が生まれた。赤い布を胸元にあてただけなのに…
くすみカラー推しだったのに、疎遠になっていた赤が最も似合うだなんて。
赤が纏える女、かっこよすぎだろ…

私「そういえば成人式で着た振袖、赤でした」
先生「でしょでしょ!!!!!!!」

確かに、くすみカラーが顔の周りにあると生気が失われたように見えた。顔に変な影が出来る。
ただ、くすみカラーを使うのであれば、ボトムスなど顔から遠い位置に持っていけば問題ないのだそう。

アクセサリーについても、イエベ春なのでツヤのあるゴールドアクセが得意とのこと。しかし、シルバーアクセの選択肢が消えたわけではない。
ゴールドとシルバーを重ね付けする際は、指先に近い方にゴールドアクセを持ってくると良いらしい。
人は人を見る時、真っ先に手先に目が行くからだ。

なるほど、診断結果にがんじがらめにされず、苦手な色も取り入れ方次第で自分の武器にできるのか。
お、おもしれぇ〜〜!

PD診断

「自分のイメージから遠いタイプから1つずつ消していきましょう」
こう口にした先生の中では、すでに一択に決まっていたらしい。

診断前の私の予想は、ナチュラル。
グレース、フェミニン、ロマンス、ファッショナブルと消えていき、ナチュラルvsキュートの天王山に。

柄のドレープをあてていくと、チェックが軒並み似合う。

フェミニンさんが得意とするような、抽象的な花柄が驚くほど似合わず。
むしろ、女性的なデザインや柄を身に纏おうとするほど男性的に見えた。
反対に、ゼブラ柄や豹柄、迷彩など一見キツそうな柄をあてた方が「女性らしさ」が際立った。
お、お、おもしれぇ〜〜!!

淡い花柄のドレープをあてた時
私「なんか、こういう柄のアロハ着て、海の家でバイトしてる男子大学生みたいですね」
先生「確かに!でも手際よくチャキチャキ動くバイト君ね。冬はゲレンデでバイトしてそう」

ピアスもシングルパールやワンポイントにチェーンといった、ありきたりなデザインがすべてパっとしない。反対に、モチーフがはっきりしているピアスがとても映える。

アヌビス神のピアスが最適解だった時は、思わず先生と手を叩いて笑ってしまった。似合いすぎだろ…

これ

結果は、問答無用で「キュート」、メインタイプはアバンギャルド。


イメコン当日の結果では、アバ:ボーイは5:5なので、どちらもメインタイプになるとのことだった。
しかし翌日、先生からメールをいただいた。
コントラスト耐性や私の纏う雰囲気から、若干アバンギャルドが優位である。しかし、あくまで参考程度に留めておいて構わないとの内容だった。
診断後も熟考してくださり、診断結果のまとめとは別に、熱いメールをいただいた。有難い。

私「これ、一番お気に入りのベストです」
先生「それは!!もう!!!キュートなのよ!!!!」

これ

強欲なオタク、ほぼすべての手持ちの服を持っていき診断してもらったが、
ほとんどそのまま身につけられる色味で安心した。

また、ガーリッシュも潜在的なタイプとして存在しており、突然変異で強く出てくることもあるとのことだった。しかし、今のところはなさそう。

花柄のドレープをあてたときに先生が感じた「チャキチャキ動きそうな子」という印象も、なるほど、キュートだと腑に落ちる。

先生「お財布はコムデギャルソンで、マルジェラのバッグ持ってる」
私「なんで分かったんですか」

その後も先生から怖いくらい見透かされた。オタクよ、分かりやすすぎやしないか…

先生「足が速くて、バスケとかの球技が得意そう
ハンカチはタオルハンカチ(しかも柄もの)しか持ってない
スマホケースも無地一辺倒だと落ち着かない
怒った時は黙ってる方が怖いし、上司にもズバッとした物言いができる
お天気に関係なくキャップは被るし…」
私「先生、もう、あの、その辺で」

診断を受けて

・常に最強の自分でいたい
・無駄な買い物をしたくない
・自分の感性を大事にしたい でも指針が欲しい

診断を受けてみて、上記の3つが一気に叶った。
今回の診断結果は、間違いなくお洋服やコスメを選ぶときの大きな指針になる。でも時には、自分の感性にも正直になって良いのだ。
目の前の霧が晴れたかのような清々しい気持ちだ。

診断中、先生は私のことをこれでもかと褒めてくださった。
・服に愛されている
・自己分析がしっかりできている
おかげで、自己肯定感が大気圏を突き破るほど爆上がりしている。多謝。

診断を受けた翌日。良すぎて、同期に勧めまくった。
同期曰く、「ライブの感想を語っているかのような興奮っぷり」だったらしい。

先生「アーティスティックでちょっと尖ったブランドがとても似合う。
これからは、M・A・Cの店員さんのマインドで生きましょ♩」

はーい!

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