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ご近所トラブル~解決編~

今回は前回の記事「ご近所さんが『シャボン玉で遊ぶな』『焼肉をするな』と言っているらしい。」という話の続きです。
(まだ解決していませんが僕は被害も受けていません)

僕は自分から他人に怒りや敵意をむけることはあまりありません。

ですが…理不尽や間違いに対しては強い怒りを感じます。
自分から喧嘩は売らないけれども売られた喧嘩は倍で買うつもりでいます。
(見た目に威圧感があること、基本的に友好的な接し方をするため幸い本気で喧嘩を売られたことはありません。直接こないで陰で色々言われる事はありますが…)

そんな僕ですから前回の記事の最後は「文句を言われたら論破してやる!」くらいの勢いでしたが、最近また読み始めた「人を動かす」の内容がまさに今の自分にピッタリだと気づくところで終わっています。

ちょうど最近読んでいた「人を説得する十二原則~第四章『おだやかに話す』~」の始まりはこうです。

腹が立ったとき、
相手を思いっきりやっつければ、
さぞかし胸がすくだろう。
だがやっつけられたほうは、
同じように胸がすくだろうか?
けんかごしでやっつけられて、
気持ちよくこちらの思いどおりに動いてくれるだろうか?

さて、そう聞かれたら答えは簡単

『こちらが正しかったとしても相手は怒り心頭でぼくの事を嫌いになる。
斜め裏という微妙な位置関係で顔も合わせる事もないけれども、近所に自分の事を嫌っている人間がいると思うだけで気分が良くない。
何なら、相手もこちらの事を思い出すたびに僕の事を嫌いになるだろう。』

そんな事になるのはまっぴらごめん😖

僕は気持ちよく解決するための解決策も「人を動かす」に載っている事を知っている。

『議論を避ける』の章にこうある

議論は、
ほとんど例外なく、
双方に、
自説をますます正しいと確信させて終わるものだ。
議論に勝つことは不可能だ。
もし負ければ負けたのだし、
たとえ勝ったにしても、
やはり負けているのだ。
なぜかといえば
仮に相手を徹底的にやっつけたとして、
その結果はどうなる?
やっつけたほうは大いに気をよくするだろうが、
やっつけられたほうは劣等感を持ち、
自尊心を傷つけられ、
憤慨するだろう。
「議論に負けても、その人の意見は変わらない。」

そして、「意見の不一致から口論を生じないようにする方法」も書かれている。

①意見の不一致を歓迎せよ
②最初に頭をもたげる自己防衛本能に押し流されてはいけない
③腹をたててはいけない
④まず、相手のことばに耳をかたむけよ
⑤意見が一致する点をさがせ
⑥率直であれ
⑦相手の意見をよく考えてみる約束をし、その約束を実行せよ
⑧相手が反対するのは関心があるからで、大いに感謝すべきだ
⑨早まった行動を避け、双方がじっくり考え直す時間を置け

まず「①意見の不一致を歓迎せよ」
他人が自分と同じように考えるべきなんて事は思っていないのでクリア!

「②最初に頭をもたげる自己防衛本能に押し流されてはいけない」
これは押し流されそうになったけど耐えたからクリア!

「③腹をたててはいけない」
もし直接文句を言われたら腹をたてるかもしれない。
これは要注意。

「④まず、相手のことばに耳をかたむけよ」
相手は本当に一方的にこちらを攻撃しようとしているんだろうか?
あの日は非常に風が強い日だった。
もしかしたら、焼肉の火の粉が飛んできそうだったのかもしれないし、シャボン玉は凄いいきおいで風に飛ばされていった。
もしかしたら言葉が足りないだけで『こんなに風が強い日にはやめて欲しい』という意味だった可能性も考えられる。
怒る前によく聴いてみよう。

「⑤意見が一致する点をさがせ」
上記の仮説が正しければ「強風の日には焼肉やシャボン玉はやめよう。」という着地点を見つけられるかもしれない。

「⑥率直であれ」
相手に嫌な思いをさせるつもりはないし、自分が悪い点は改めるつもりである事を話そう。

「⑦相手の意見をよく考えてみる約束をし、その約束を実行せよ」
相手が本当にどうして欲しいかを理解して、できればその通りにしよう。

「⑧相手が反対するのは関心があるからで、大いに感謝すべきだ」
好きの反対派無関心だという。そうなら黙ってこちらをもっと嫌いになっているだろう。きっと解決したいから言ってきてくれるんだと信じよう。

「⑨早まった行動を避け、双方がじっくり考え直す時間を置け」
前回の記事のようにろくに話も聞かずに喧嘩腰で返していたら険悪なムードになっただろう。
お互いを理解する努力をしてみよう。

「『人を動かす』を読めば私のように聖人のように考えられます!」なんてことを言うほどぼくもおかしな人間ではない。

ここに並べたように出来たらいいけれども出来ないのが人間だと思っている。
でも、良い準備、心構えができたと自分では思っている。

やはり読書はよい気づきを与えてくれる。

いつかご近所さんが文句を言いに来たら…
僕がどんな対応をして、どんな結果になったかを報告します。
(何も起こらない事を願うが我が家が焼肉とシャボン玉をやめることは多分ない。)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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