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硬くならない

これは何も体の話に留まらない。
だから体の硬さではない硬さの話をしよう。
話を聞いたときに、文章を見た時に真に受けるのはいいがその先ずっと補正も加えず正しくそれ「のみ」を真理のように取らないこと。

硬さは固定したい気持ちから産まれる。
俗に言われる白黒志向というもの。
言葉は気持ちや思考から形にしたら固定される。
だが受け取り手は固定されたものを固定した形「のみ」で受け取るとしたらどうだろうか。
もちろんちゃんと言われたことは受け取る。自分流な訂正は加えない方がいいというのが自分の実体験から確かなことと思う。
自分流の訂正は何の変化も起こさず言葉を自分の範囲内に回帰させる。

だが、受け取ったことをその先ずっと少しも自分に永遠に変えてはならぬと、縛りをかけるなら話は別なのだ。
始まりはそのまま受け取る、そうであらねばならないのにどうしても永久にその言葉のまま自分に適応して生きていくことはない。

固定されたことに繋がれた鎖に長らく繋がれないように。

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