私の反応しない練習 実践録3 今、自分がモットーとしている信念の話



反応しない練習(著:草薙龍瞬)と同時に繰り返し読んでいる本がある。
読んでいるというかAudibleで繰り返し聴いている、が正しい表現になるが、まぁいいだろう。

反応しない練習に感銘をうけて、この本の内容も、反応しない練習の実践に組み込んだらより役に立ちそう、と思わせる内容が多数あったので反応しない練習と一緒に繰り返し聴いている。

書籍紹介「で、何が問題なんですか?著:小林正観」

まずはその本の紹介「で、何が問題なんですか?著:小林正観」

Audible冒頭の紹介では「書店では入手不能だった名著が待望の復刊!」
ざっくり紹介すると、ものごとの見方を変えることができれば悩みが悩みでなくなる、そんな内容。
小林正観さんは自身の考えを講演をするなかで、聴衆から様々なお悩み相談を受けた。
その問答を具体的に挙げ、悩みの見方を変えることができれば、原因だったものごと自体は何も変わらないのに悩みが悩みがなくなった、そんな事例が多数紹介されている。
その際の決まり文句が、「で、何が問題なんですか?」で、それがそのまま書籍名になったんだと。
この書籍名が決まったエピソードだけでもなかなか面白い。笑

一般的に有名で、書籍内でも紹介されている一例を挙げると、野口英世のエピソード。
野口英世は幼少期に左手に重度の火傷を負ってしまい、手の指がすべてくっついてしまい左手を自由に使えないという重度の障害を背負うことになってしまった。それだけ見れば不幸な出来事であるが、その火傷による障害を、中学生くらいの年齢のときに医者に治療してもらい、左手の指を動かせるようになった。
野口英世はそのことで医学の偉大さに感銘をうけ、医者を志し、そして現代紙幣の顔になるほどの業績を残すほどの医者となった。
不幸に思える火傷が医者になるきっかけだった、ということ。
そんなものごとの見方を変えることができた!というエピソードが同著の中には多数紹介されている。

「すべてがあなたにちょうどいい」

その中で自分がモットー(motto)にしていいな、いやそうしよう!と思っている言葉がある。
「すべてがあなたにちょうどいい」がそれである。
相談内容としては、職場に対する不満、ちょうど実践録0で書いたように自分が周囲に不満を感じている、それと似通っている状況だった。
それに対する正観さんの回答がこれ「すべてがあなたにちょうどいい」
この言葉自体、釈迦の言葉とされているらしい。反応しない練習と通ずるねぇ。
相談者さんは自分が不満を言わないようにしていたとしても、周りがその話題をふってきてついノッてしまう、どうすればいいか?というような相談。
・今のあなたに今の職場がちょうどいい
・今のあなたに今の友人がちょうどいい
・今のあなたに今の夫(妻)がちょうどいい
・今のあなたに今の父母がちょうどいい
・今のあなたに今の子供がちょうどいい
正観さんはそういう。加えて、自分の頭の中を切り替えなさい、と。

他人は我が身を映す鏡

別の言葉で言い換えるなら、他人は我が身を映す鏡、というのが近いニュアンスかもしれない。
仕事のことで悩んでいた時、周りのすべてが未熟に思えて嫌になっていた。
それは、実は自分が未熟だからそう思っていたのではないか?そうこの言葉を聞いたときに思ったわけである。
自分が未熟だから、周り全てが未熟に見える、見えていた、そういう理解。気づいたときなんだか恥ずかしくなった。
未熟な自分を成長させるためには、自分からみて未熟に思える今の職場がちょうどいいのかもしれない、そのように今は理解している。
そう考えられるようになったから、やめよう、というかやめてやる!と思っていた仕事を今も続けられている。
実践録1の補足として、そのように書いておこう。

補足:同書籍を読む際の注意事項

ちなみに小林正観さん、人間の潜在能力やESP、超常現象、宇宙の構造の真実とは!?みたいな話にも興味があったようで、理系出身の自分としては、それ言っちゃって大丈夫?と思うような記述も多数ある。
なので同著を読む・聴く人はその点をご注意ください。
自分にとって役に立つとこだけ読んで理解すればいいと思います。
自分はそうしています。この人おかしなこと言ってない!?って反応しない練習をしつつ。

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